プレイ時間たったの5分!?「No Players Online」はFPSゲーマー向けのホラーゲームだった

ゲーム

FPSの戦場は常に銃弾とボイスチャットの叫び声が飛び交い、一時たりとも休まらない終わりなき戦いが続く場所だ。しかし、同じ戦場でもプレイヤーがいなければ物音1つなく、なんの動きも見当たらない。そこには不思議な静粛、そして不気味さが存在する。皆さんも一度はマップ研究などで誰も存在しないマップを歩き回ったことはあるだろう。

今回紹介するゲーム「No Players Online」はそんな無人マップが持つ不穏な雰囲気と何とも言えない不気味さを表現したゲームだ。プレイ時間はおおよそ5分間ほどだが、FPSゲーマーならこのゲームの持っている恐ろしさを最大限に体験することができるだろう。

誰もいないサーバーにただ一人・・・

ほこりを被ったVHSテープを見つけた主人公。どうやら昔のFPSゲームらしく、なんとなくゲームを起動するところからゲームが始まる。ちなみにゲームを起動するとデスクトップ上にVHSテープが降ってきて、クリックするとゲームが始まるという面白い仕掛け付きだ。

ゲームが始まるとサーバー選択画面に移行し、好きなサーバーに入ることが出来る。サーバーも公式のものからローカルルールが設定されているものなどVHS風のグラフィックも相まって実にそれっぽい。(昔のオンラインFPSはプレイしたことないけど笑)もちろん昔のゲームなので人はいないが…。

サーバーを選択したら早速ゲームが開始される。ゲームモードは相手のフラッグを奪って自陣に持ち帰るキャプチャー・ザ・フラッグだが、なにしろプレイヤーがいないのですることがない。ただ、ボケっとしていてもひまなので旗を運ぶことにした。

なにやら不穏な空気が・・・

一見するとただの雰囲気ゲーだが、最初に敵陣の旗を取ったところで変化が起きた。急にレコードから音程の外れた不気味なクラシック音楽が流れはじめたり、帰り道では遠くに黒い人影が出現する。どうやらただのゲームではないらしい。

2つ目の旗を取りに行く間も怪奇現象は起き続けるのだが、旗を確保した瞬間事態は急変する。なんと見知らぬプレイヤーがゲームに参加してくるのだ。しかしそのプレイヤーはどこにもおらず、黒い人影の出現数も増えてくる。そして最後には…


FPSゲーマーには刺さるかも?

最後はネタバレになるので伏せておいたが、この後には一応ちょっとしたストーリが語られる。まぁ、ストーリーに関しては賛否両論なのだが...。僕は嫌いではなかった。

にしても誰もいないFPSゲームをテーマにするなんてセンスが良すぎる。自分しかいないマップに誰かがいるなんて想像するだけでも恐ろしい。このゲームはあの寂しいようで不気味な無人マップ特有の雰囲気をばっちり再現出来ている。

「No Players Online」は現在itch.ioにて販売中。また、払う金額は自分で決めるタイプとなっているので注意!ちょっと変わったホラーゲームをやってみたい方や、FPSゲーマーにはおすすめできる一本だ。

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