PCゲームの歴史を変えたといっても過言ではない「 Half-Life」シリーズの最新作、「 Half-Life: Alyx 」が12年もの沈黙を破って発表されました。
続編のリリースを願っているファンも多いシリーズだけあって、今回の発表は世界中のゲーマを驚かせるものでしたね!(”3”ではないのですが。)
さらに Half-Life: Alyx はなんと……
VR専用ゲームなんです!!
あのHalf-Lifeの世界をVRで楽しめるなんてとっても素敵ですよね!
しかし「やりたいけどVR持ってねぇ!!!」という方は多いのではないでしょうか?もちろん僕も持っていません……。
そこで今回は「Half-Life: Alyx 」をプレイするために必要なものについてまとめていきます!
必要なもの
ゲーミングPC
当たり前ですが、「 Half-Life: Alyx 」はSteamのゲームなのでPCでしかプレイできません。また、ゲームを動かすには、プレイしたいゲームのシステムの最低要件を超えるゲーミングPCが必要になります。しかし、より快適にプレイしたい場合はゲームの推奨スペックを超えるマシンを購入するようにしましょう。
ちなみに Half-Life: Alyx の最低スペックは以下の通り。現時点では推奨スペックは公開されておりません。
システム要件
https://store.steampowered.com/app/546560/HalfLife_Alyx/
最低
OS:Windows10
プロセッサー:Core i5-7500/Ryzen 5 1600
メモリー:12GB RAM
グラフィック:GTX1060/RX 580-6GB VRAM
めちゃくちゃ高いですね!!少なくともこのゲームを動かすには10万円以上のゲーミングPCが必要になってきます。さらに推奨スペックはこれよりさらに高くなることが予想されるので、RTX2070などを積んだ15万円以上するものがいいかもです。
VR
ここからは大大大本命のVR!見た目は知っているもののVive、Oculusなど、どんな種類があるのか分からないっていう人はとても多いと思います。では実際に Half-Life: Alyx に対応している機種を見てみましょう!
ゲーミングPCで使えるすべての機種に対応
公式ページによると、対応するVRヘッドセットは Valve Index 、 HTC Vive 、 Oculus Rift 、 Windows Mixed Reality となっています。また開発者インタビューによると、ゲーミングPCで使えるすべての機種に対応するとのことです。
では、現在対応が決まっている4種類を1つずつ見ていきましょう!
Valve Index
価格
VALVE INDEX VR キット (フルセット):13万7500円(税込)
Half-Life: Alyx と同時に発表されたValve製VR。最大の特徴はその操作性で、87個のセンサーを使用することで指の動きまで認識してくれるとのことです。
パネルは 片目1440×1600のRGB LCD を採用しており、より精細なビジュアルを体験できるそうです。また120hzでの動作が可能なほか、90hzの後方互換、試験的な144hzモードまで対応します。
HTC Vive
価格
VIVE Cosmos :9万8870円(税込)
VIVE Pro Full Kit :17万9168円(税込)
VIVE PROスターターキット(Ver.1.0のデバイス):14万6300円(税込)
種類はHTC Vive と上位機種 HTC Vive Pro、さらに上のVIVE Cosmosの3つ。ベースステーションと呼ばれる外部センサー(VIVE Cosmosは不要)を使うことでより多くの動きに対応できます。
さらにセンサーを増やせるVIVEトラッカーを組み合わせられるなど、拡張性がとても高いです。
Oculus
価格
Oculus Rift S :5万4780円(税込)
Oculus Quest 64GB :5万4780円(税込)
Oculus Quest 128GB :6万9080円(税込)
Oculus Linkヘッドセットケーブル:近日発売
VRデバイスの中で最も人気の高い機種です。PCに対応しているものでは、 Oculus Rift の後継機であるOculus Rift S、Oculus Quest、の2タイプが販売されています。また、Oculus QuestをPCに繋げるにはOculus Link必須です。
またVR本体にカメラセンサーが5基内臓されており、それらによって全身の動きが検知されるので外部トラッキングセンサーが不要です。
Windows Mixed Reality
価格
各メーカー平均:約5万円
Lenovo やDell、富士通、 Samsung など多くのメーカーが発売しているVR。どのメーカーも基本的な性能は同じです。また Oculus と同じく、外部センサーを使わなくとも動きを検知できるインサイドアウト方式を採用しています。
いくらかかる?
では Half-Life: Alyx をプレイするにはいくらかかるのでしょうか?コスパ重視や最高環境などの条件別に計算してみました。
安さ重視だとGTX1660
とりあえずVRが出来ればいいという方は、GTX1660やGTX1660Tiを搭載したPCがおすすめ。価格も約13万円ほどとゲーミングPCの中では安く、VR以外のゲームも設定を少し妥協すれば快適に動かすことが出来ると思います。
VRは値段も安くて評価の高い Oculus Rift S がベストですね!
総額:約20万円
バランス型だとRTX2070
ある程度の性能が欲しいとなるとRTX2070が候補に挙がってきます。 これならHalf-Life: Alyx の動作環境を楽々超えているので快適なプレイが望めるでしょう。また、通常のゲームも144hzモニターを余裕で使えちゃいます!
バランス型だとVIVEトラッカーが使える HTC Vive なんかもいいでしょう。しかしこちらは約8万円となっているので、もしVIVEトラッカーが不要ならOculus Rift S の方がいいと思います。
総額:約25万円
完全装備で挑みたい方
俺は12年間も Half-Lifeの新作を待っていたんだ!という方は最高の環境でプレイするべきでしょう。そうなるとPCは最高スペックを誇るRTX2080Tiが最適でしょう。この性能ならVRどころか通常のゲームが4K60FPSでプレイできちゃいます!
もちろんVRは VALVE INDEX !!指の動きまで認識出来たり、144hzにも対応しているので、最高ゲーム体験ができるはず!
総額:約40万円
た、たけぇ~……。
まとめ
こうやって見てみるとVRってすごく高いですね。しかし Half-Life: Alyx を遊ぶにはVRが必須となっています。
ゲーミングPCを持っている人は5万円から楽しむことも出来ちゃいますが、まだ持っていない人やスペック不足で買い替える方からしたらとんでもない出費ですよね……。
ちなみに僕は現在GTX1060搭載のゲーミングPCを使っています。そして Half-Life: Alyx の最低動作要件がGTX1060となっています。なんてこった……。
こりゃお正月セールで買い替えかなぁ。
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