コアFPSゲーマーで知らない人はいないであろう伝説の不謹慎ゲーム『POSTAL』。『POSTAL3』、『POSTAL2: Paradise Lost』で完全に息絶えたかたと思いましたが、しぶとく『POSTAL 4: No Regerts』となって帰ってきましたね。
実は結構前から早期アクセスとしてリリースしていたのですが、あまりのクオリティの低さにゲーム内の月曜日からゲームをプレイする気が起きなかったのです。しかし、2022年4月20日に正式リリースを迎えたということで今回プレイを開始しました。
もうやりたくない『POSTAL 4: No Regerts』
ゲームのクオリティが地獄のように低い
正式リリースをしたということで一安心かと思いきや、あまりのバグの多さとクオリティの低さに泣きました。グラフィックはUnreal Engineのアセットストアで購入したものをそのまま使っているような安っぽさがあり、序盤から結構萎えました。しかもこんな低品質なグラフィックにも関わらず、終始フレームレートが全然出ないという地獄っぷりです。
またステージ間にはロードが挟まるのですが、とにかくロードが遅いんです。SSDに再インストールしたことで多少マシになったとはいえ、それでもついついスマホをいじってしまうほどには長かったですね。さらにはゲームの立ち上げも本当に長い!
極めつけはクラッシュの多さ。ゲームが立ち上がらなくなるのは日常茶飯事で、ゲーム中にクラッシュすることも多々ありましたね。自分の場合はゲームを一旦終了して再度起動したらクラッシュを連発して起動できなくなってしまいました。結局再インストールで治ったのですが、容量が30GB近くあるので勘弁してほしいです。ちなみにIGNのレビューではクラッシュが1時間に1回ほど起きたと記述されていたので、自分はまだマシな方だったようです。
本作をプレイする時はHDDではなくSSDが必須といえるでしょう。
『POSTAL3』のFPS版か
『POSTAL』シリーズの生みの親であるRunning With Scissorsが本作を開発したということで油断していました。本作は『POSTAL3』と同等、もしくはそれ以上に酷いゲームだと断言できます。
まず内容ですが、これも『POSTAL3』と似たような雰囲気を終始感じました。『POSTAL2』では皮肉たっぷりの不謹慎ネタで楽しませてくれましたが、本作は3と同様下ネタがとにかく多いんです。これに排泄物や男性器・女性器をネタにしているのですから気分が悪くなりました。特に女性器をテーマにした遊園地『Kunny Island 』は悪夢でしたね。
『POSTAL2』では大人と狂人が楽しめるネタの方向性でしたが、今作は小学生向けの汚い方向性に舵を振り切っています。とにかく汚い。ゴアや政治ネタでいじってくる『POSTAL2』の方がまだ楽しめました。
戦闘が少ない
全体を通して戦闘が少なかった印象を受けました。お使いはこれまで通りなのですが、プレイしていて白熱するような銃撃戦はほとんどなかったですね。それに銃撃戦になるとフレームレートが著しく下がるので、戦闘は死ぬほどつまらないです。
なんかずっとモビリティスクーターで移動していた記憶しかありません。
また、自分の場合バグでラスボス戦がスキップされました。なので本当に戦闘をした記憶がありません。
褒めていいゲームなのか
本作はメタスコアが壊滅的にも関わらず、ユーザーレビューは割と高いそうです。おそらく”こういったクソさも含めて『POSTAL』だぜ!”ということなのでしょうか。
しかし『POSTAL』シリーズは『POSTAL2』だけが良作だと俺は思います。2は不謹慎ネタとお下品な雰囲気にも関わらず、ゲーム自体も良く出来ていたゲームだったからです。しかし4は内容は3に近いお下品要素ばかり、さらにはゲーム自体も悪い出来。
ハッキリ言いましょう。『POSTAL 4: No Regerts』は正真正銘のクソゲーです。
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