狭い、暗い『Dead Space(2023)』のプレイ感想。

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説明すら不要であろうSFホラーの頂点と名高い洋ゲー界屈指の名作。日本で発禁になったことが、洋ゲーマーたちの心をより強く引き付けたのは間違いないでしょう。かくいう私も、自身を洋ゲーマーと自称する以上はプレイは必須だと思っていました。しかし、バイオハザードから強い影響を受けたゲームプレイが全く肌に合わなかったのです。これまでに3回チャレンジしましたが、3回とも途中でプレイを断念しています。今回はそんな『Dead Space』にケリをつけるべく、リメイク版である本作を難易度Hardで挑戦しました。

全体としては、そこそこ楽しめたといった感じでしょうか。この手の洋物ホラーには耐性があるので、最後に至るまで特に恐怖で凍り付く場面はありませんでした。アクションも非常に『バイオハザード』シリーズに近く、良くも悪くもイライラさせられっぱなしだった印象です。基本的に狭い通路での戦闘が多く、気を抜いたら一気に距離を詰められて体力を持っていかれます。回避といったアクションもないため、手持ちの装備で何とか倒すといったゲーム性です。特に一部の箇所では前後から挟まれるように敵が出てきて、確定で体力を持っていかれるようなシーンはどうなのかなと感じてしまいました。広い場所での戦闘ではある程度自由度がありますが、コントローラーでの操作性が非常に悪く、徒歩とダッシュの切り替えがスムーズではないため非常に戦闘がやりづらかったです。アクションゲームというよりもリソース管理をしながら進めていく、まさにサバイバルゲームといった感じです。

とにかく悲惨な現場ばかりで気分もどんより

船内の雰囲気は非常によく出来ていたと思います。怪物が徘徊する死体だらけの船内は、非常に息苦しく感じました。この重苦しさに加えて、バイオハザードのような操作感なので、長時間プレイはとにかく疲れます。『Half-Life』などもそうなのですが、狭い屋内ステージが続くゲームは何故か異常なほどに疲れるんですよね……。

隕石シューティングが違うものに置き換わっている……?

『バイオハザード』シリーズのようなサバイバルホラー好きの方にとっては良作でしょう。しかし、アクションを求めている人にとってはストレスが溜まる一方なのでおススメはしないです。

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