意外と硬派『Killzone』のプレイ感想。

FPS

Xboxを代表するシューターが『Halo』なら、Playstationを代表するシューターは『Killzone』だと勝手に思っています。両者ともSFな世界観ですし、実際”Haloキラー”なんて呼び名もあったくらいですから。とはいえ今でもシリーズが続いている『Halo』に対し、『Killzone』は10年前にPS4でローンチタイトルとしてリリースされた『Killzone Shadow Fall』を最後に音沙汰なしです。

『Halo』の方はマルチが大人気で、マスターチーフというXboxの顔にもなっているキャラクターもいるくらいですから今もIP自体が続くのはなんら不思議はありません。ですが、個人的にゲームとしては『Halo』よりも『Killzone』の方が好みだったりします。泥臭い戦争描写やCoDに近いキャンペーンスタイルが好みだからです。

かなり戦争モノしてて好き

『Killzone』の戦争描写はかなりいいと思います。序盤から第一次世界大戦を思わせる塹壕戦から始まり、途中のジャングルや高地での戦闘も、いい意味でSFゲームらしからぬ光景が続きます。敵勢力であるヘルガストもただのエイリアンではなく同じ人間という設定があるため、より世界観が戦争モノらしい泥臭いものへと仕上がっています。SF×泥臭さという組み合わせは、『Halo』と大きく差別化ができていて良かったのではないでしょうか。

塹壕戦
ジャングル描写もよい

世界観の泥臭さに合わせ、ゲーム自体もかなり硬派な戦争ゲームらしいものとなっています。武器や動作などの重々しいアニメーションは一兵士を動かしているというリアリティを感じさせます。このあたりは個人的な体感として『Battlefield: Bad Company』と近いと思いました。

重みが伝わるアニメーションは人によって好みがわかれそう

銃撃戦も動きまわって撃つというスタイルではなく、遮蔽物を意識したスローペースなものとなっています。プレイヤーの動作が多少モッサリとしたものになっていることや、敵の攻撃ダメージが比較的高いことから、かなり戦争モノらしい緊張感のあるジリジリとした銃撃戦を楽しめます。また、交戦距離が比較的長い場所が多く、なおかつ敵のHPもかなり高めなので、『Call of Duty』などと比べるとかなりハードな戦闘を体験できました。

ヘルガストめちゃくちゃ硬い
タクティカル系FPSのようにチマチマ撃つ場合が多いかも

SFモノの皮を被った割と硬派な戦争FPS。ややマンネリ感のある戦闘が延々と続くことや、一部武器の使い勝手が悪いなどの問題もあるにはありますが、この手の泥臭さが好きなハードコアFPSプレイヤーなら気にならないでしょう。私はかなり楽しめましたので、この後はすぐに『Killzone 2』を遊ぶ予定です。

戦争ゲームはいいぞ

著者一言:卓上扇風機を使い始めてからゲーム時の快適さが段違い

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