つまらない『Battlefield 2: Modern Combat』のプレイ感想。

FPS

Xbox Series X の互換機能でプレイ。

キッズ時代に遊んで、あまり面白くなくて放り投げたビデオゲーム。今なら楽しさが分かるようになっているかと思いましたが、残念ながらそんなことはありませんでした。ビデオゲームの審美眼がある程度育った今もなお、本作は遊んでいてつまらない残念ゲーです。

とにかく色々とお粗末で、ほんとうにつまらない。まず一部ステージの画面が暗すぎて何も見えないステージがあるのですが、なんと設定で明るさを変えることができません。モニター側の明るさ設定をいじってもだめなので、結局適当にカンで動かしてなんとかクリアしました…。

闇が深い

AIがおバカすぎて勝手に死んでいきます。そのうえ指示を出すことも出来ません。特に「バーニングブリッジ」というステージでは開幕早々敵のヘリがきて味方に弾丸の雨を降らすのですが、味方AIは何不利構わず突っ込んで一瞬でゲームオーバーというおバカっぷり。勝手に死んでいく味方の介護に全力を注がなければならず、ひたすら味方のポンコツぶりに頭を抱えることになります。

ワンマンアーミーになりがち 味方の存在意義とは
味方が使えず、一人でタクティカルシューターをやらされる図

Battlefieldの特徴である兵科システムがほとんど役に立っていません。本作には他の味方に即時切り替えることができるスワップシステムが存在しますが、その前に味方は勝手に全滅しているかスタックしているかのどちらかなので、基本は操作キャラが死んだときにすぐ切り替え出来て楽だなくらいの感覚です。また、本作は衛生兵のアイテムでのみ回復することが可能なのですが、そもそも衛生兵がほぼいません。そのため、基本ダメージを受けたらそれっきりという鬼畜ぶりです。もっと状況に合わせてリアルタイムで兵科を変えながら戦うという、BFらしい戦い方ができたらよかったのに…。

移動メンドイナーって時にスワップシステムが役に立つ
上陸ミッションは楽しかった

最終ミッションは怒りのあまり開発者を恨むくらいでした。シビアすぎる時間制限がある上に、スタックする味方AI、即死ショットガンなど、まともに戦ってはまずクリアできない鬼畜難度です。ひたすらに撃たれないことを祈りながら、目標地点に向かってダッシュするだけの運ゲーになります。もはやBattlefieldとはなんなのか、もっと戦争らしいことをさせてくれと思ってしまいました。

戦闘してる場合じゃねぇ!どけどけ~!
最終ミッションは時間制限がある上に、敵無限湧き+ほぼ即死攻撃がくるので変な汗がでる
乗り物を操作するのは好きじゃないけど、本作では唯一楽しい場面だった

中国軍を操作できて、なんなら中国陣営で西側をコテンパンにできるのは珍しくて楽しかったです。ただ、娯楽として本作を遊ぶくらいなら、『Battlefield: Bad Company』を遊んだほうが楽しめると思います。

著者一言:最近は中国のゲームが盛り上がっている気がする。

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