つい最近日本語化がされたということでプレイ。本作は、武器を一切持たない神父となって地獄を駆け抜ける一人称視点の3Dプラットフォーマーです。

往年のレトロFPSのようなグラフィックがキレイな作品で、かくいう私もこのパキっとした色合いのローポリグラフィックに一目惚れしてプレイを始めました。なんか夏になるとレトロ風のグラフィックに涼しさを感じるのですが、分かる人はいるのでしょうか。
やることは至ってシンプルで、罠だらけのステージをひたすら駆け抜けてゴールを目指すだけ。アクションはジャンプ、しゃがみ、スライディングくらいの清さで、FPSゲーマーならすぐにとっつける簡単さです。ジャンプするときに「フンッ、フンッ」とオヤジのイカした声が妙にレトロ。Quakeみを感じました。
難易度は簡単すぎず難しすぎずといった感じ。簡単すぎたら拍子抜けするし、難しすぎたらイライラしちゃうし、案外絶妙なバランス調整かもしれません。難しくしたいならお好みでタイムアタックとかやってね、ってノリです。
中世のダンジョンかレトロFPSでしか見たことのないような左右にブンブン揺れてる斧みたいな罠や、地面からスパイクが突き出してくるものなど、とにかくクラシックな罠が満載です。これが普通のFPSだったらブちぎれてるところですが、本作はこれがメイン要素だから許せる。

ちなみにチェックポイントはかなり細かく設定されています。具体的には罠ごとに1つって感じ。とにかくご丁寧なので、死んでも即リトライできてストレスフリー。難易度もゆるやかには上がっていきますが、おそらく普通のゲーマーなら1時間くらいでクリアできる、それくらいの程よい難易度とボリュームです。
レトロな3Dグラフィックとストレスフリーな3Dプラットフォームが楽しめる良作。なんかレトロなグラフィックのステージをジャンプしてぇなと思った時に最適です。果たしてそんなことってあるのか…?まぁ私があったのだからあると思います。

著者一言:ながらスマホに対抗するべく、ながらSteam Deckで『Left 4 Dead』をはじめました。


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