ゲリラ戦FPS『FARCRY6』のプレイ感想

ゲーム

こんばんは、ケミランチャーです。ゲームをプレイする気が起きないとき、皆さんは何をしますか?俺は映画やアニメをみたり、最近は読書をするようにもなりました。気分転換って大事だな~、とつくづく感じます……。どんなに好きなFPSをやっていても、つまらなく感じるときはありますからね。皆さんもゲームとは適度に距離を取って遊びましょう。

ほんで先週あたりに発売された『FARCRY6』をクリアしました~。いやー、ゲームを12時間くらいぶっ続けでプレイするのは久しぶりで、結構堪えますね。

南の島国「ヤーラ」が舞台のシリーズ最新作

FPSフリークの皆さんご存知『FARCRY』シリーズの最新作です。2021年2月発売予定だったものが一度延期し、今になって発売したわけです。UBISOFTの延期ってもはやお家芸だよね。

さて本作は、1の南の島、2のアフリカ、3のルークアイランド、4のキラット、5のホープカウンティと、南の島→アフリカ→南の島、ヒマラヤ、アメリカの田舎の順できました。そして今作は架空の島国ヤーラ、シリーズ3度目の南の島です(笑)。なんかFACRYシリーズって3が神格化されてるから、6が南の島になったことでいろんなメディアが騒いでいたよね。

プレイヤーはダニー・ロハスというヤーラ人となり、地元の革命に加わるというのが本筋。まぁ、いつも通りクソ野郎が支配する地域を取り戻せ!的な奴です。ゲームも最近のUBIゲーと同じで、各エリアのボスを倒して解放していくというものでした。

よりゲリラ戦感を出すことを意識したゲームプレイ

まぁ、ざっくりいうと『FARCRY6』は今までのFARCRYとほぼ同じ内容です。ただ1つ感じたのは、よりゲリラ戦を意識したゲームデザインになっているというところかな。

今までは弓、マシンガン、ロケランの3つを持ってれば攻略できる簡単なものでしたが、今作からは色々不便になっています。武器の改造面や、アイテムの種類、すべてが変わっていました。

特に変わったと感じたのは銃。サプレッサーや、スコープなどはアイテムで作成しなければいけなくなっていて、手間がかかるようになっていました。またサプレッサーは連続で射撃するとオーバーヒートするようになっていてます。要するに状況に応じて武器を選んだり、改造しなければこちらが圧倒的に不利になるようになっているわけです。

敵ごとに効く弾が違う

また武器ごとの弾薬の種類という要素も増えていました。軟体目標弾や徹甲弾、毒弾、炸裂弾などがあります。この雑魚には軟体目標弾、アーマー装備の敵には徹甲弾、乗り物は炸裂弾を使うなど、ターゲットに応じて弾薬を切り替える必要性が出てくるわけです。またこの弾薬の種類やアタッチメントは、各所にある作業台で行わなければなりません。

そうなると偵察&武器の選定の作業がほぼ必須となってきます。特に序盤は武器が限られているため、こうした準備を怠るとすぐ死にます。

スキルツリー制から装備制に変更

武器だけでなく、スキル要素も変わっています。今までは新たな能力やテイクダウンを覚えるには、スキルツリーの解放が必要でした。ただ今作はそのシステムが廃止され、代わりに装備制へと変更されています。『Assassin’s Creed Valhalla』等の最近のUBIゲーやったことある人ならお馴染みかもしれません。

マップの各地にある戦利品やミッション報酬、ショップなどで装備を購入することができ、各装備には固有のスキルがついています。テイクダウンの種類を増やすものや、防御力を上げるもの、ステルス性能を上げるものなど、装備することで効果が得られるのです。また装備は頭、体、足、靴、アクセサリーと分けられており、各々を組み合わせることで自分好みのキャラを作ることができます。これは今までのマンネリスキルツリーからの脱却ができていて好印象でした。

基地解放はだるくなったかも

FARCRYシリーズといえば、基地解放ですよね。マップ中の基地を解放し、支配地域を広げていくゲームプレイはFARCRYシリーズの醍醐味です。しかし今作解放するのは基地だけではありません。基地に加えて検問所と対空砲も制圧する必要があるのです。

基地解放は今まで通りだったけど、新たに増えた検問所と対空砲は正直かさ増しだったかな。検問所は簡単すぎだし、対空砲は破壊しないと飛行ビークルが飛ばせなかったり、空中からのファストトラベルが使えないなど、デメリットが大きすぎ。これらを制圧していくのは、取集コンテンツが嫌いな自分にとっては悩みの種でしかありませんでした。

ほかにダメだと思ったところ

あとはいくつかの不満点を列挙していきます。

・AIが微妙

AIはいつものUBIって感じです。遮蔽物に入って射撃をしてくることはほとんどなく、銃を乱射しながら目の前まで突っ込んできます。なんで銃撃戦ってよりは殴り合いです(笑)。

・アミーゴが使えん

プレイヤーのパートナーで、戦闘の援護をしてくれるアミーゴ。敵を食い殺してくれるグアポや、敵の気を引いてくれるチョリソーなど、色々な動物が援護してくれます。が、正直役立たずだった印象が強く、中盤あたりからはアミーゴなしで進めていました。

・ハリボテ市街地

今作にはシリーズ初となる、エスペランサという市街地が登場します。建物や下水道など、街の複雑さを活かしたゲームに期待していたのですが、残念ながらそんなことはありませんでした。街は戒厳令が敷かれているという設定があり、そのせいで街には検問所やコンクリートの壁が設置されています。それがあることで街を自由に移動することは無理で、複数の1本道が組み合わさったステージって感じでした。まさにハリボテとはこのこと。

まとめ:少し進化したFARCRY

ゲリラ戦にフォーカスを当てただけあって、戦術面や結構練られているなぁと感じました。ただストーリーは結構微妙だったし、かさ増しコンテンツもたくさんあって腹が立ちました。FARCRYシリーズのゲーム性が好きだったり、オープンワールド好きの方には十分楽しめるゲームだったと思います。

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