キャラコンが最高『SPRAWL』のプレイ感想。

FPS

慣れてくると中毒性の高いキャラコンを味わえる今年の「キャラコン OF THE YEAR」最有力候補のFPS。ゲーム自体の雰囲気は『GHOST IN THE SHELL』をかなり意識したビジュアルで、音楽もかなりそれっぽいです。オリエンタルでサイバーパンクな雰囲気が好きな人には刺さる世界観ではないでしょうか。最近になってようやく攻殻機動隊シリーズを見始めたこともあり、個人的には刺さるモノがありました。

ショットガンが強いゲームは神ゲーと有識者もそう言っていた

ゲームプレイはウォールランとバレットタイムを駆使した爽快感のある戦闘が楽しめます。序盤こそなれないアクションの数々に戸惑いますが、慣れてくるとかなり気持ちよくキャラクターを操作することが可能です。壁を蹴って空中に上がり、バレットタイムで真上から敵をヘッドショットするといった、映画のワンシーンのような華麗なアクションを簡単に行うことが出来ます。この手のゲームの、脳と操作が直結した瞬間のアドレナリンがドバドバ出る感じ、好きなんですよね。

バレットタイムからのヘッショが気持ちいい

また、本作ではバレットタイムを使用した際に敵の急所がハイライトされ、そこを攻撃することで追加の弾薬や回復アイテム、バレットタイムの延長アイテムをゲットできるようになっています。つまり、敵に接近して急所を狙っていくことで、延々とバレットタイムを使って戦えるようになります。プレイヤーの所持できる弾薬数が通常のレトロ系FPSと比べて少ないこともあり、敵に肉薄しながらアイテムを入手していくプレイスタイルが重要となります。あえて弾薬を少なくすることで、プレイヤーをアクロバティックな戦闘スタイルへと自然に誘導している調整が上手いなと感じました。また、敵の攻撃時は敵弾が全て見えるようになっています。即着弾の攻撃がないため、接近戦の際も理不尽なダメージを受けた感覚がなく、かなり戦闘面のストレスは少なかったです。

グレネードランチャーのカランコロンという音は完全にQuake

5時間程度というボリュームながら、アドレナリンMAXのゲームプレイが味わえるFPS。立体的なキャラコンが好きな方、スピード感のあるゲームプレイが好きな方、アリーナ系が好きな方は絶対に楽しめる作品だと思います。現在Steamレビューは若干低めですが、それはゲーム開始時に耳が壊れるほどの爆音で流れるSEに不快感を感じた人のレビューが多いからであり、ゲーム自体の内容とは関係ありません。

著者一言:『Starfield』の推奨スペックにビビる。

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