史上最大の駄作?『Daikatana 大刀』のプレイ感想。

ゲーム

こんにちは、ケミランチャーです。自分は就寝時にあまり夢を見る方ではないのですが、先日久しぶりに鮮明な夢を見ました。内容もおぼろげで覚えてはいないのですが、唯一ハッキリしているのは『Daikatana 大刀』をプレイしていたということです。

なぜプレイしたことのないゲームの夢を見たのかは謎ですが、少なくとも何か意味がありそうです。ということで今回は『Daikatana 大刀』をクリアしたので感想を書いていきます。

DOOMの生みの親が作った史上最大の失敗作

『Daikatana 大刀』『DOOM』の生みの親として知られるジョン・ロメロ氏がid softwareを独立後、初めて世に送り出したFPSゲーム。FPSの生みの親とまで言われた彼の新作ということで期待していたゲーマーが多かったそうですが、開発が難航したことや、肝心のゲーム内容がまずかったようで……。このあまりの悲惨なクオリティから海外では「最も有名な失敗作」として認知されているそうです。

微妙だと思ったところ

散々な言われような『Daikatana 大刀』ですが、具体的にはどんなところがダメだったのでしょうか。ネットでは様々な意見が飛び交っていますが、今回は実際に自分でプレイしてみて思ったところを取り上げていきます。

ダメポイントその1:途端にゆるゆるファンタジー

エピソード2から途端に力が抜ける

今作は全部で4つのエピソードに分かれてゲームが展開され、エピソード1、4では2030年を舞台に敵軍と戦っていきます。しかし、エピソード2からは過去に飛ばされて途端に古代ギリシャ編が始まり、さらにその次のエピソードではノルウェー暗黒時代へと突入しちゃいます。

私はこの2、3エピソードの過去編があまり面白いとは感じませんでした。エピソード1、4ではSF色が強かったのに対し、古代のギリシャやノルウェーの敵はガイコツ兵士やモンスターなどファンタジー色が強く、敵のレベルも総じて低いため手応えがほとんど感じられませんでした。

ファンタジーは苦手

さらに武器も銃がないため、クロスボウやブーメラン、魔法の杖などを使うことになるのですが、これが使っていても全く面白くありません。銃が撃ちたくてFPSゲームをやっているのに、よくわからんファンタジー武器では萎えてしまいます。

この過去編が中盤ずっと続くところは、まさに中だるみという言葉が当てはまりますね……。

ダメポイントその2:サイドキックがいらない

サイドキックが詰まって動かないの図

今作ではエピソード1の途中からサイドキックと呼ばれる味方AIが登場し、主人公をサポートしてくれます。しかしこのサイドキックのAIの出来が非常に悪く、ゲーム終盤までずっとイライラさせられることが多かったです。

サイドキックは戦闘どころか移動すら出来ないポンコツ具合で、マップの至るところでスタックしたり、予期せぬ動きをしだします。このサイドキックがポンコツなだけならいいのですが、このゲーム最大の問題はサイドキックがいないとゲームが進行しないことです。マップ間にはそれぞれロード場面があるのですが、サイドキックが近くにいないとマップを移動することが出来ません。しかしそのサイドキックは大抵どこかにスタックしていることが多く、移動するためには逐一動きをチェックしなければならない、いわゆる仲間を介護しなければいけないことが大きなストレスでした。

ダメポイントその3:大刀、弱すぎる

これもう乱暴に振り回しているだけ……

本作の顔でもある伝説の刀「大刀」。エピソード1の終盤で手にすることが出来るのですが、この大刀があまりにも弱すぎます。攻撃時の謎の当たり判定のせいで敵にヒットすることがほとんどなく、引っ掛かるような動作のおかげで連続攻撃も出来ません。しまいには目の前にいる敵にすらスカってしまうポンコツ具合。こんな刀、誰が使うんだって感じです……。

でも割と普通なゲームプレイ

敵はそこまで多くなく、普通の探索型FPSのような感じ

色々問題点のある本作ですが、ゲームプレイは至って普通です。エピソード1、4ではSFチックな舞台で多少クセのある銃で遊ぶことが出来ます。レベルデザインも可もなく不可もなく、シークレットを探しながら敵を倒していく王道レトロFPSな感じで楽しめました。特にエピソード4のサンフランシスコ編では色々な武器を使いながらほどよい緊張感のある戦闘が展開されていました。

なんとなくですがエピソード1、4の戦闘の雰囲気は『Shogo: Mobile Armor Division』に近かったと思います。

まとめ:微妙なだけのFPSゲーム

ゴアはまぁまぁ

駄作と言われれば駄作、でも実際にプレイしてみると少し微妙だけど遊べるFPSゲーム、といったところでしょうか。「『DOOM』を作った人の最新作が出るんだ!」と楽しみにしていた当時の人の心境を考えると、確かに世紀の駄作かもしれません。でも今プレイしてみると少し微妙だけど遊べるFPSだなと思います。

言うほど駄作ではない、これは実際にやらないと分からないことです。『Daikatana 大刀』をプレイして、自分でプレイすることの大切さを改めて感じることが出来ました。このゲームをプレイしている夢を見たのもきっと「ゲームの評価は自分でプレイしてから決めろ」というお告げだったのかもしれません。

配信や動画だけでゲーム内容を知れてしまう時代ですが、俺はこれからも自分で一本一本ゲームを遊んでいこうと思います。

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