Bot撃ちとエディ・マーフィの映画。

仕事のようなオンラインFPSから抜け出すため、最近はBot対戦のあるゲームをスキマ時間に遊ぶようになりました。海外の掲示板でもリラックス目的でボット対戦のあるゲームを遊ぶ人は多いらしく、Redditなどではいくつかリストも作成されているくらいです。オンラインだとどうしても勝ち負けや、報酬、ゲーム内進捗が気になってしまうものですから、手軽に対戦を楽しむという意味ではBot対戦は割と精神衛生面上良いかもしれません。

最近だと『Military Conflict: Vietnam』、『Vietcong』、『Call of Duty: Modern Warfare Remastered』 を遊びました。『Military Conflict: Vietnam』は1年ほど前に購入し、オンライン対戦を一度だけプレイしたことがあります。現在は一桁ほどしかプレイ人口がいないのですが、本作はBot対戦機能を有しているため、一応ゲーム自体は遊ぶことができます。Sourceエンジンらしい挙動や、CoDっぽいハイペースな戦闘を手軽に楽しむにはうってつけです。ただマップがあまり多くないので、少し遊んだらすぐに飽きてしまうかもしれません。

『Vietcong』はクイックファイトというモードで遊びました。これはBot対戦というよりも、マップ内にいる敵を死なずに殲滅させることが目的の、いわゆる「テロハント」みたいなモードです。結構歯ごたえがあり、特にベトコン側でプレイすると鬼畜ゲーになります。マップは6種類と少ないのですが、たまに『Vietcong』が遊びたいなぁとなった時に重宝するモードですね。ちなみに私はデスクトップに常に『Vietcong』を置いているため、いつでも遊べる状態になっています（再インストールの手間が面倒なため）。

あとは『HELL DIVERS Ⅱ』をフレンドと遊ぶまでのスキマ時間を利用して、『Call of Duty: Modern Warfare Remastered』のBot撃ちをしていました。オリジナルの方はBot撃ちがなかったのですが、どうやらリマスター版の方で追加されたみたいです。私がCoDのマルチに本格参入したのが『Call of Duty: Modern Warfare (2019)』からだったので、こういう風に昔のCoDマルチを体験できるというのは中々に新鮮でした。今はかなりシステム周りがごちゃごちゃしていますが、昔のシンプルなシステムも、手軽に遊ぶにはちょうど良いですね。

とりあえずFPSに疲れた時はBot撃ちをしていますが、それも乗り気じゃない時は映画を観ています。映画は『星の王子 ニューヨークへ行く』、『48時間』、『48時間PART2/帰って来たふたり』を観ました。全部、エディ・マーフィの出演作ですね(笑)。半年ほど前に観た『ビバリーヒルズ・コップ2』がかなりドツボで、未だにSpotifyのワンリピのプレイリストは「Shakedown」「In Deep」「Be There」が上位3つを独占しております。

私はエディ・マーフィの口八丁手八丁な演技が好きだったのですが、正直にいって今回観た3作はそのエディ・マーフィらしさがあまりなくて残念でした。ただ、『48時間』はいかにも午後ローでやってそうな、当たり障りのない昔のアクション洋画って感じがして好みでしたね。80・90年代特有のアメリカの雰囲気が直に伝わってくるようなざらついたフィルムが好きなこともあり、「これぞ洋画だなぁ」としみじみしながら観ておりました。あとニック・ノルティが演じていた刑事がかなりいいキャラでしたね。めちゃくちゃ乱暴で喧嘩っ早い性格がめっちゃ好きでした(笑)。特に『48時間PART2/帰って来たふたり』のバーで乱闘するシーンは、もはや刑事らしさが一切なくて清々しさすら感じました。

著者一言：映画を1日3本以上観ると最初の1本の記憶が消し飛ぶ。