リズムとクルマに乗って。

その他

3月は卒業や転職など、次の”新生活”への準備が始まる時期。世間がせわしなく動くこの時期に、のうのうとビデオゲームなんか遊んでいていいのだろうかと思いつつある今日この頃です。私自身も大きく生活が変わる時期に差し掛かっており、最近はゲームを遊ぶ時間こそあるものの、気分的に楽しむことが出来ません。かといって他にやることもなく、悶々と時間を潰すのもそれはそれで辛いものがあります。

そのため最近は比較的ライトなリズムゲーム『Muse Dash』をまた遊ぶようになりました。長時間ゲームを遊んでいると謎の罪悪感に駆られるのですが、スキマ時間に数十分だけ遊ぶことでちょうど良い気分転換になっています。ひたすらに流れてくるノーツを処理していく単純作業のおかげで、オーバーシンキングすることもなくなって気分スッキリです。

ノリノリのリズムとkawaiiアートにより脳が幸福で満たされる

個人的にはレベル6~7あたりが適正難易度だと感じています。レベル6以下だとやや退屈ですし、レベル7以上だと脳の処理が追い付かずかえってストレスになってしまうからです。スピード感があって連打する箇所が多い曲だと、いい感じにリズムに乗れてストレス解消になります。ただし曲によっては片手の指を二本使って連打しなければいけないものも存在し、両手人差指でプレイしている私にとっては連打が足りない場面もありました…。

あとこのゲームは本当にキャラクターがキュートで癒されます。アニメとカートゥーンを混ぜ合わせたような表現がどストライクです。特に新規で追加されたキャラはアニメーションのこだわりが凄く、見ているだけで心がワクワクしてきます。最近はコラボで追加された初音ミクがお気に入りで、地上攻撃時に手をハートの形にするモーションがKawaiiすぎる…😇

Kawaii is justice.

『Muse Dash』で音ゲー依存症になってしまったので、久しぶりにアーケードゲームの『オンゲキ』を遊んできました。私が音ゲーにハマったキッカケとなったゲームなのですが、コロナの外出自粛以降ほとんど遊ぶ機会がありませんでした。なので今回は2~3年ぶりくらいのプレイです。

アーケードという性質上仕方ないのですが、毎回ゲームセンターに入るたびにプレイしている人がいないかビクビクしながら確認してからプレイしていました。虹レ帯の上手い人が横にいて「なんだコイツ下手くそだな」と思われたり、プレイ中に隣の台の人と肘や手が触れて気まずい思いをしたりするのが嫌だったからです。わざわざ外出してプレイしにきても、プレイしている人がいたら帰っていたくらいには気にしていました。

しかし、今回は誰もいませんでした。10台ほどずらっとオンゲキが並んでいたのですが、誰もいないどころか、音ゲーフロア全体に人がいませんでした。そもそも、平日を狙って行ったから当然でしょう。まぁ、オンゲキが満員御礼だったのは稼働初期くらいで、あとはオンゲキをプレイしている人なんかほとんど見たことがないのですが(笑)。むしろ『CHUNITHM』や『maimai』の方が盛況していて、オンゲキだけ閑散としていた記憶しかない…。

画像がなかったので昔のやつ。
アーケードのアングラ感が好き。

久しぶりのプレイということで、気合を入れて900円分(9クレ)遊ぼうと思い立ちました。9クレで大体1時間~1時間半くらい、合計27曲遊ぶことが出来るのですが…、残念ながら途中で体力が尽きて6クレ分しか遊べませんでした。そもそも音ゲーというゲームジャンル自体がかなりの集中力と体力を使うものではあるのですが、何よりオンゲキは腕全体を使うため『Muse Dash』なんかよりも疲れるのです。また、私は外出時にコンタクトレンズを着用しているということもあり、3クレあたりからは目がショボショボして辛かったです…。

しかし、何より驚いたのは2~3年のブランクがあっても体がプレイ方法と譜面の叩き方を覚えていたということです。ボタン配置はもちろん、トリルの取り方やレバーの動かし方、壁ドンボタンの腕クロスなど、オートパイロット状態で遊べてしまいました。これがマッスルメモリーかっ…!って自分で自分にびっくりしちゃいました(笑)。

オンゲキはレベル11~12が適正で、12+と一部の13譜面が自分の限界だと思っています。特に13以降はトリルの数や、右手左手で違う動きをするなど、体や脳を義体化しないと無理っ!ってレベルで難しくなります。なので今回は過去の自分がSSSを取っている曲のみのプレイでした。とはいえ、久しぶりのプレイにも関わらず、ALL BREAK(ミスなし、Hitなし、要するにフルコンボの上位版)を1つ取れたことが誇らしいです。

久しぶりのオンゲキは楽しかったのですが、またプレイするのは当分先かなぁといった感じです。ゲーム自体は本当に楽しいのですが、アーケードゲームという制約上、選曲の際に時間制限が設けられていたり、他の人がプレイしにきたりなどといった理由で、まったりと遊べないからです。私はリズムゲームの選曲をその時の気分で行うことが多いので、ゆっくり選べないのはストレスです。あとやはり他のプレイヤーがリアルで横にいるというのも、なんだか気持ち的に落ち着きません。まぁ、お出かけのついでに人がいなかったら遊ぶかなぁ…。

 私はYoutubeでゲーム実況やVtuberなどは一切見ません。それだったら自分でプレイした方がいい経験になると思うからです。ただし、某有名兄弟実況者だけはよく見ています。昔から見ていたという理由もありますが、ゲーム選びやプレイ時の感性、実況時の言葉選びや落ち着いた態度が好みだからです。

みんなやっている今大流行のゲーム。

そんなある日、その実況者たち全員が『Pacific Drive』というゲームを実況していました。トレーラーやストアページを見る限りは私の好みのゲームではなかったのですが、なにより全員が面白いと絶賛していたことから気になり始めました。また、私にはいつもゲームを一緒に遊んでいる人がいるのですが、その人も私に「絶対にハマるから!」とこのゲームを激推ししてきたのです。

ちょうど『Red Faction: Armageddon』を終えていたこともあり、私は本作を手に取りました。が、結果は大失敗でした。このゲームには私のニガテとする要素が複数含まれていて、プレイ開始4時間ほどでギブアップしてしまいました。

まず第一に序盤のチュートリアルが不足しまくっています。確かに右も左も分からないという状況は、いきなり超常現象に巻き込まれた主人公と重なる点があり、感情移入はしやすいかもしれません。しかし、ゲームという以上没入感がストレスを超えてはならないと私は思います。何をすればよいのか、どうすればアイテムが入手できるのか、どのように状況を切り抜ければいいのか、超初歩的なことは教えてくれるのですが、「あとは全部自分で試してね~」と言わんばかりの放置っぷりです。

ドライブしたい…。

それに本作をドライブゲーだと勝手に思っていたのですが、実際はローグライク要素のある脱出系サバイバルゲームです。ドライブではなく、マップの至るところにある素材を集めることが主軸に置かれているため、車を運転→降車して素材集め→車を運転→素材集め…と非常にテンポの悪いゲームプレイが延々と続きます。そのため、プレイを開始してから1時間経つ頃には退屈さと眠気との戦いが始まってしまいます。

また、本作は字幕のみなのですが、字幕がめちゃくちゃ見づらいのでストーリーを全く追うことが出来ません。ストーリーもゲームシステムもイマイチ理解できないまま、不可思議なアノマリーにイタズラされまくるため、ストレスがかなり溜まります。最終的には不快な要素(個人的に)の連続で、ドライブする気が失せてしまいました…。

このゲームなんかに似ているなぁと感じたのですが、その正体は『DEATH STRANDING』でした。私はこのゲームが大のニガテで、中盤あたりからはあまりのストレスさにプレイを断念しました。理由は数えきれないほどあるのですが、大雑把には物語とゲーム性です。

ただでさえ興味の持てない物語なのに、お風呂に入れるくらい長いカットシーンが延々と続くのはめちゃくちゃストレスで、このせいでゲームのテンポが悪くなっているなぁと思いました。ゲーム性に関しては割と好みで、荷運びをするだけという地味さが好きでした。ただ、途中からはよくわからん敵が多数登場する挙句、対抗手段がないというところにストレスを感じました。中盤までは敵が出現するゾーンを避けて配達をしていたのですが、ビール農場あたりのところで強制的に敵出現ゾーンを通過しなければならないという状況に直面し、そっとPS4の電源を落としました…。

『DEATH STRANDING』で言いたいことはただ1つ、普通に配達をさせてくれ、と。『Pacific Drive』も同じで、普通にドライブをさせてくれと言いたいです。まぁ、それだったらそもそもそんなゲームを選ぶなよって話ですが。

どうやら私は何か1つに特化したことをやらせてくれるゲームが好きなようです。てことで『Pacific Drive』で沸いたドライブ欲を満たすため『Euro Truck Simulator 2』を遊びました。今回はドライブをしたかったので、乗用車を追加するmodを導入してプレイしました。

サービスエリアにある紙コップの自販機が愛おしいほど好き。

誰にも邪魔されず、ただただ道路を走る…。ボーっとしながら、たまに高速の出口に慌てながら、ひたすらにハンドルを握る…。なんか言葉にするのが難しいのですが、このゲームの没入感はある種の到達点だと思っています。ゲームを終えた後はなんともいえない、旅から帰ってきた時のような感覚、さっきまで別の場所にいたような感覚を覚えるので、相当なものだと思います。
こんな感覚は『Cyberpunk 2077』以来です。

私は運転免許証を持っていないので、車を運転したことが一度もありません。ただ、本当に車を運転したらこんな感じなんだろうなぁという感覚を強く感じました。高速を走っている時のフロー状態や謎の緊張感、夜の高速でサービスエリアが見えた時に感じるほっとした感覚。疑似的ではありますが、ドライブの楽しさや、子どもの頃に車の後部座席に乗せられて旅行に行った時のワクワク感などを、非常にリアルに思い出させてくれます。

時々ビデオゲームをやめたくなる。

このゲームを遊んでいると、車の運転ができたら楽しいだろうなと強く感じてくるようになりました。現実にはこんなに楽しいことがあるのに、それすら出来ず、1人でゲームしかプレイできない自分が情けなく思えてきたので、いい加減教習所に通うことを検討しなければいけませんね。CoDのキルレは上がっていく一方ですが、それよりも一旦ビデオゲームから離れて現実のレベルを上げる方が良いかもしれません。

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