[ミニレビュー]「Call of Duty 2」感想。

ゲーム

遂に最新作である「CoD:BOCW」も情報公開やアルファ版がリリースされるなど、今年もCoDシーズンの到来を感じさせます。前作CoD:MWで不評だったもっさり感やバランス調整がされているということもあり、評判は結構良いみたいですね。とにかくMWは人口が少ないのでBOCWで人口が戻ってくるといいなー。

ちなみにBOCWのアルファ版はPS4のみということもあったため、プレイすることはできませんでした。その代わりに配信などは見ていましたが……。今作のCoDからはPC版で競技シーンが行われるという情報もあったので今回はアルファくるかなーと思っていたのですがねー。

まぁ世間が新作のアルファで盛り上がる中、僕はこっそりCoD2をクリアしていたので今回はそれの感想を書いていきます!

Call of Duty 2 とは

砂漠の進軍

Call of Duty 2 は2005年(日本は2006年)にInfinity WardからリリースされたFPSゲーム。タイトルの通り2003年に出た初代CoDの続編、シリーズ2作目となります。

時代設定も前作に引き続き第二次世界大戦が舞台となっていますが本作は、ソ連・イギリス・アメリカ 3つの視点から物語が描かれています。ソ連ではスターリングラード攻防戦、イギリスでは北アフリカ戦線、アメリカではノルマンディー上陸作戦など、第二次世界大戦で繰り広げられた様々な戦いを体験することが可能です。ちなみに順番はソ連→イギリス→アメリカとなっており、全体的にはイギリス編が一番長いです。

さらに本作から今では主流となる体力の自動回復システムが導入されています。

より表現を増した戦争

前作の時点でも非常に高い完成度を誇っていたCoDですが、今作はさらにクオリティが上がっています。グラフィックに関しても使用エンジンの変更によりだいぶハッキリとした印象を受けました。エフェクトに関しても同様で、砂漠に舞い散る砂塵やスターリングラードに降り積もる雪、爆発する様子がより迫力を増していました。

スターリングラード攻防戦
北アフリカ戦線

また敵AIのアニメーションが豊富だったことも印象的でした。瀕死の状態で這いつくばったり、銃弾を食らった際のリアクションが豊富で人を撃っている感覚が増しているように感じました。特にヘルメットに銃弾が命中した時には自分の頭を触って確認するモーションが作られていて、制作人のただならぬこだわりを感じるほど!

あとこれは完全に個人的な感想なのですが、毎度毎度CoDキャンペーンは絵作りが最高すぎる!!大軍勢で攻勢をかけるときの演出はもちろん、細かな点も良く出来ています。ソ連パートでは、パイプラインの隙間からドイツ軍の爆撃機が見える演出があってそれが本当に映画のようで感動しましたね!こういう粋な演出をしてくれるのがCoDって感じ!!

パイプラインから見える景色

ただの一兵卒であります、サー!!

初期のCoDのコンセプトである「戦場の一兵士を描く」という部分を徹底していると強く感じるミッション構成が多い印象でした。そのため潜入ミッションや単独ミッションなどの特殊作戦は一切なく、上陸・掃討・防衛などの消耗戦を描いている場面が多かったです。ゲーム中も家屋を一軒一軒しらみつぶしで制圧していくようなミッションが多かったかな。あとは撤退戦などもあり、ドイツ軍に海岸付近までジリジリ押し戻される戦いは妙にリアリティを感じてしまいました。

ノルマンディー上陸作戦

また今作は敵が結構しぶとく、銃も扱いづらいと感じました。そのためゲーム全体を通してグレネードやスモークなどを多用した戦闘が多かったです。これに関しては感覚的な面もありますが末端の兵士を操作していると考えれば納得がいきます。

盛り上がりには多少かけるが……

高地攻略戦

CoDの初期コンセプトを踏襲した本作は、泥臭い戦いがひたすら続いていく作品でした。しかし全体的に盛り上がりには欠けると感じたことも事実。特に最終ミッションなんかは「え、これで終わり?!もっと派手なスクリプトとかないんスか!?」と感じてしまった。最近のCoDと比べると非常に地味な作品だと思う。

しかし近年はこのような末端兵を描いた泥臭い戦争ゲームは数少ないので、ある意味それを体験できる貴重なゲームかもしれません。まぁここ最近のプレイヤーはマルチしかやらんから関係ないけどね……。

あと本作もおま国だから注意だぜ!!プレイするならXboxかPCの鍵屋で手に入れよう!!

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