爆速注意なサイバーパンクFPS『Turbo Overkill』早期アクセスのプレイ感想。

ゲーム

こんにちは、ケミランチャーです。最近は『Call of Duty: Warzone』を死ぬほどプレイしていて、シーズン開始1日後にはバトルパスを半分まで進めてしまいました。ゴジラとコングのコラボもあるということでモチベーションMAXです。

さて今回はつい最近早期アクセスが始まったばかりのFPS『Turbo Overkill』をクリアしたので感想を書いていきますよ。

膝からチェーンソーなサイバーパンクFPS

う、美しい……!!

『Turbo Overkill』Trigger Happy Interactiveが手掛けるレトロ風のFPS。同スタジオ初となるFPSとのことですが、開発に携わるスタッフは数々のFPS開発に関わってきた猛者ばかりらしいです。

そして同作ではサイバーパンクな街”Paradise”を舞台に、膝にチェーンソーを仕込んだ主人公が悪のAIを破壊する仕事を請け負い、熾烈な戦いを繰り広げるというストーリーが展開されます。公式ページでは「ブレードランナーとDOOMを合わせたような地獄絵図(和訳)」と表現されていました(笑)。

ゲーム自体は『Quake』や『DOOM』のような感じで、大量の敵を倒しながらステージのクリアを目指すという至ってシンプルな味付けです。しかしこのゲーム、ただの90年代風FPSではありませんでした…!

スライディングで敵を切り刻め

このゲーム最大の特徴は何と言っても膝に仕込んだチェーンソー!!もう膝にチェーンソーがあるってだけで興味が湧いてきませんか?

このチェーンソーはしゃがみを入力することで繰り出すことができ、入力した方向に向かってギュイーンと加速しながらチェーンソーが出てきます。特に敵が密集したところでスライディングした時の爽快感は抜群です。

チェーンソー+スライディングの圧倒的スピード感

何よりこのチェーンソーのダメージが結構大きくて、基本雑魚敵は1発で処理することが出来ます。またダッシュ後や坂道などでスライディングを使用することで加速し、よりチェーンソーのダメージをアップさせることも出来るのです。

ゲーム中は銃をガンガン撃ちながら、タイミングを見計らってスライディングチェーンソーで敵を切り刻んでいく感じですね。

If you stop, you die.

もはや3D弾幕ゲー

チェーンソーも魅力の1つですが、このゲームもう1つの魅力は圧倒的なスピード感。もう、とにかく速すぎて疲れてしまうくらいです。感覚としては『ULTRAKILL』が一番近いのですが、こればかりは動画を見てもらわないとスピード感が伝わりません。

『Turbo Overkill』のゲームプレイを一言でいうならば”止まった瞬間、即ゲームオーバー”でしょうか。敵が多いのはもちろん、敵の移動速度もめちゃくちゃ速く、STG並みの弾幕が襲ってきます。これらを避けながら敵を処理していくには、自分が常にMAXスピードで立体的に動く必要が出てきます。

動け!動け!とにかく動け!

本作ではダッシュの代用として前方に加速する機能があるのですが、それだけでは敵の攻撃を避けることは至難の業です。そこで使えるのがスライディングチェーンソーです。チェーンソーは繰り出すと同時に任意の方向に加速するので、チェーンソーで移動しながら雑魚敵も処理していくといった戦法が有効的です。まさに一石二鳥。

他にも壁キックやジャンプ、壁走りなどを駆使することで、より敵を翻弄することが出来ます。慣れるまでは本当にキャラコンに苦戦しますが、操作と脳みそが一体化した瞬間の電子ドラッグ的な感覚は他のFPSでは味わうことは出来ないでしょう。

興奮必須のレベルデザイン

FPSの面白さの決め手って何でしょう。操作感?銃の種類?アクションの豊富さ?俺はレベルデザインがFPSの面白さを決めていると考えます。実際、『Turbo Overkill』のレベルデザインは神がかっていました。

敵の種類は非常に豊富です。接近戦を仕掛けてくる雑魚敵から、大型のロボットまで様々で、やりごたえを演出してくれます。1体ではさほど脅威ではない敵も、複数組み合わさるとめちゃくちゃ手ごわく感じるところも良かったですね。

オサレ度MAX

ステージもゲームのスピード感に合わせたように広大であり立体的です。『ULTRAKILL』はスピード感の割りに狭いなぁと感じましたが、本作はストレスなく縦横無尽に移動することが出来ます。また、スライディングチェーンソーに使ってくれ!と言わんばかりのスケボーランプ的なものも複数設置してあり、本当にユーザーフレンドリーなマップだなぁと感心しました。

あとは多種多様なステージが用意されているので視覚的にもプレイ的にも飽きませんでした。ネオンが怪しく揺らぐ裏通りからVaporwaveっぽい雰囲気のエリア、はたまた走行中の車の上など、常に新鮮な気持ちでプレイが出来ました。

非常にバイオレンスな武器

ヘヴィーマシンガンが……
火炎放射器に!!!

『Turbo Overkill』では、殺しを彩る重火器たちも非常に魅力的です。アキンボピストル、ダブルバレルショットガン、アキンボマシンガン、ヘヴィーマシンガン、はたまた腕に仕込んだマイクロミサイルまであります。

そして、それぞれの武器にはセカンダリーファイアが用意されていて、全く異なる性能へと変化しちゃいます。ダブルバレルショットガンがグレネードランチャーへ、ヘヴィーマシンガンが火炎放射器へ、といった風に実質違う武器へと変わります。

アニメーションのカッコよさは必見

このように武器の種類が豊富なので、戦況に応じて自由に使えるところがいいですね。ちなみに俺の一番のお気に入りはマイクロミサイルです。この武器は腕からミサイルを発射することが出来、時間経過で何度でも使用することのできる優れもの。威力も非常に高く、ボス以外の敵は基本1発で仕留めることが出来ます。また、後述するアップグレードを使用することで多連装ミサイルへと変貌するところが一番の魅力ですね。

サイバネティクスでアップグレード

サイバーパンクといえばサイバネティクス

ステージの至るところに自動販売機があり、そこでは弾薬・アイテムの補充や、サイバネティクスを購入して自身の性能をアップグレードすることも出来ます。自動販売機で買い物をするには、敵を倒すとドロップするコインを使用します。

アップグレードの種類は様々で、身体能力を向上させるものから、武器のリチャージ速度を向上させるものまであります。そしてこのアップグレードは両腕・両足・cortex(外皮?)の計5つの箇所にそれぞれ3~2種類装着することが可能です。自動販売機は至るところに存在するので、地形や敵の種類に応じて変えることでより有利なプレイが可能となるでしょう。

ハイスピードなFPSを探しているならマスト

本当にステージが綺麗

おそらく今まで触れてきたゲームの中でも屈指のスピード感でした。少し日にちを空けてプレイしたら、体が追いつかないくらいです。また、午前中なんかにプレイしてしまったら、午後はおそらくぐったりしていることでしょう。それくらい疲れるゲームでもありますが、このスピードに酔いしれるのなら全然OKです。

現在『Turbo Overkill』は早期アクセス中となっており、全20ステージ中の8ステージまでプレイが可能です。Steamにはデモもあるので、気になった方は是非遊んでみてください。

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