唯一無二の作風『Battlefield: Bad Company』のプレイ感想。

ゲーム

こんにちは、ケミランチャーです。ここ1か月ほどはずっとWarzoneを遊んでいるのですが、最近は謎の海外プレイヤーに気に入られてずっと招待が来ます。自分が何をしたことで気に入られたのかは不明ですが、一緒に戦う仲間が出来たことは良いことですね。

さて今回は謎の衝動に駆られて『Battlefield: Bad Company』をクリアしたので、感想を綴っていきます。

BFシリーズきっての異端児『Battlefield: Bad Company』

『Battlefield: Bad Company』はDICEが開発を手掛けたFPSゲーム。2008年にコンソールのみでリリースされたBFとなっています。BFといえば陸海空の車両が登場する大規模マルチFPSというイメージですが、本作はマルチはもちろんのこと、シングルプレイヤーにも力を入れているんです。

ストーリーは使い捨て部隊”バッドカンパニー”に配属された主人公プレストン・マーロウが、個性豊かな仲間たちと金塊を追い求めるというぶっ飛んだ内容で、他のミリタリーFPSにはない個性さがウリの作品となっています。

そしてこのバッドカンパニーのメンバーたちが中々いい味を出しており、軽快な掛け合いやぶっとんだノリで戦う様子は本作にしかない魅力といえるでしょう。戦争ゲームだけどシリアスさが全くないというこの作風が好きな人にはとことん刺さるゲームです。

BF=破壊の原点

歴史の長いBFシリーズですが、本作から破壊の表現に力が入るようになりました。建物やオブジェクトを大きく破壊できるようになり、よりリアリティある戦いが出来るようになっています。爆発のエフェクトや音、耳がキーンとなるところもしっかりと再現されていて、戦場感が増していた点がすごく良かったです。

またこの破壊の要素がゲームプレイに繋がるところも好印象でした。敵が家屋に隠れている場合に、壁を破壊することで敵をあぶりだすことが出来るといった具合に、戦術として破壊を取り入れたことはFPSゲームを次のステージへ上げたともいえるでしょう。これらの要素はマルチプレイでもきちんと導入されているところが凄い!

ただ1つ欠点があり、それは完全に建物を倒壊させることが出来ないことです。本作は攻撃した箇所により建物の形状が変化するように仕組まれているため、あくまで壁や屋根を破壊することはできても、建物ごと敵を潰すということは出来ません。また攻撃しても破壊出来ない箇所があるなど、破壊の自由度は低いといえるでしょう。しかしこれらは続編の『Battlefield: Bad Company2』で改善されています。

自由度の高いミッション

本作のキャンペーンモードはCoDのような1本道ではなく、広大なフィールドを活かしたものになっています。ミッションごとにマップが用意され、目標を進めることで徐々に進める範囲が広がっていきます。

さらにマップには様々な武器や装備、乗り物が配置されており、好きなように使うことが出来ちゃいます。スナイパーライフルを使ってチマチマ進むもよし、戦車でド派手に戦うもよし、砲撃を要請して敵を木っ端みじんにするもよし、といった具合に自由度は高いです。

またマップには多くの金塊が隠されていて、それらを探すという楽しさもありますよ!

超絶ヌルゲー

このゲーム最大の欠点、それは難易度調整が非常にぬるいということです。なんとこのゲームはプレイヤーが死亡しても、状況はリセットされないままリスポーン出来ます。

そのためゾン凸をすることで、強引にクリアできてしまうんです。これはつまらない……。

あとは敵のAIの非常にポンコツです。こちらの姿を目視できる距離でも攻撃してこなかったり、棒立ちで撃ってくるなど、何とも言えない安っぽさがあります。

以上のことから骨太なシューターを求めている方には少し物足りないゲームだと思いました。

良くも悪くもライトなゲーム

FPSゲームとしての面白さは至って普通です。しかし他のFPSにはない独特なノリと雰囲気は一見の価値アリだと思います。アクション洋画の軽いノリや愚連隊っぽいノリが好きな方は楽しめるのではないでしょうか。

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