ゴア度高めのハードコアFPS『Soldier of Fortune』のプレイ感想。

ゲーム

こんにちはケミランチャーです。前回プレイ感想を掲載した『A.W.O.L.』をプレイしていたら、過激な表現やシビアなシューティングを楽しめるゲームが遊びたくなってきました。ということで洋ゲー界隈ではゴア表現が優れていると評価されている『Soldier of Fortune』をプレイしました。また今回は2週目のプレイということで、最高難易度の1個下”challenge”でクリアしましたよ。

ただ千切れるだけではない生々しい表現

QuakeⅡengine使っているからそれっぽいグラフィック

『Soldier of Fortune』は2000年に発売されたミリタリー系1本道FPS。大量破壊兵器を入手しようとするテロ組織に対抗すべく、傭兵グループ”The Shop”の一員であるジョン・マリンズが世界のあちこちで戦うといった内容です。

開発は『Heretic』や『Quake4』などの開発を行っているRaven Softwareが本作を担当しています。Raven Softwareといえば最近は『Call of Duty』シリーズのマルチプレイ担当というイメージが強いですが、昔は結構たくさんのFPS作っていたんですね。

本作最大の魅力は何と言ってもゴア表現の作り込み具合。ただ血しぶきがたくさん出たり、手足が取れたりするというだけでなく、攻撃を食らった際のリアクションが非常に生々しく作り込まれています。弾が当たれば悲鳴を上げ、足が取れればのたうち回る様子を見ていると何かやっちゃいけないことをしているような、何とも言えない背徳感を味わうことが出来ます。今では絶対こんなゲーム出ませんね……。ちなみに相手の手を狙うことで銃を落とし降伏させることも可能です。エイムに自信のある平和主義者はお試しあれ。

ゴア表現があると倒してやったという感覚を得られる
大雑把すぎるくらいがやられ役というもの

結構シビアなゲームプレイ

実際はチマチマした撃ち合いが続く

本作はミリタリーFPSということで、走りまわって撃ちまくるようなゲームではなくタクティカルシューターのような慎重さが求められます。角を曲がる時はリーンをして索敵をしたり、怪しい部屋には手榴弾を投げ込むなど、神経を尖らせながら進んでいくゲームプレイが特徴的ですね。

またプレイヤーのアーマーや体力ゲージといった要素もあるため、回復アイテムの使うタイミング等のリソース管理をする楽しさもあります。まぁ、肝心の回復アイテムはほとんど落ちていることがないのですが……。

遠距離からの狙撃が一番安全。ただしゴア表現は楽しめない。

ちなみに難易度challengeではどんな攻撃もほぼ致命傷となるため、完璧に敵を撃破していく必要があります。そのため銃撃戦らしいものがほとんど楽しめず、敵の位置を覚えて慎重にプレイしていく覚えゲーと化します。セーブ回数も2回までと結構鬼畜なので、クリアするには相当な忍耐力が必要ですね。

またこのゲームは敵の配置がめちゃくちゃ理不尽で、プレイヤーの真ん前や後ろから湧いてくることもしばしば。それで確定ダメージが入ってしまうにも関わらずこの敵配置はどうなのかと思います。特にクリアリングした何もないエリアからパッと敵が沸いて殺された時はめちゃくちゃ腹が立ちました。気持ちいい難しさではなく理不尽な難しさなのはちょっと残念でした。

まとめ:ゴア表現以外は普通のFPS

Easyで無双プレイ推奨

FPSとしては平均的、若干理不尽なバランス調整が目立つ本作。ただしゴア表現を含めた銃の射撃感触は素晴らしく、他のゲームでは味わうことの出来ないような気持ち良さを体感することが出来ます。ただゴア表現を楽しみたいだけなら難易度はEasy推奨です。

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