サイバーでSFなオマケ『Far Cry 3 – Blood Dragon』のプレイ感想。

FPS

今秋に『Far Cry 3 – Blood Dragon』をテーマとしたアニメがNetflixで配信されるとのことでプレイ。Steamのプレイ履歴を見ると最後にプレイしていたのが2018年だったので、今回は5年ぶりの2週目となります。

最初の小1時間あたりは難易度ノーマルで遊んでいたのですが、物足りず最高難易度であるハードに。しかし、ハードでもなお歯ごたえのないゲームプレイに拍子抜けしてしまいました。本作の主人公はサイバーコマンドーという特殊な設定で、移動速度や落下ダメージ無効など『Far Cry 3』のジェイソン・ブロディと比較してかなり強いです。スキル面も簡略化されており、本編のスキルツリー制からレベルアップで自動取得へと変更されています。つまり、ただ敵を倒しまくるだけで自動的にプレイヤーが強化されていくという簡単仕様なのです。

敵に殺意を感じない、それくらいヌルい

戦闘に関しては本編同様ドンパチやステルスなど、多様なアプローチが出来るようになっています。しかし、どこへ行っても敵の数はさほど多くないため、基本は走りまわって銃を撃つだけで簡単に戦闘が終わってしまいます。武器も初期状態だと、ハンドガンとアサルトライフルがバースト仕様になっており、なおかつ撃っていてもそこまで気持ちよくありません。アサルトライフルに関してはサイドクエストをこなすことでフルオートにすることが出来るのですが、肝心のサイドクエストが全く面白くありません。

しかし、武器のデザインやアニメーションはよく出来ており、Blood Dragonの世界観らしい80・90年代SF風のダサかっこいい感じが堪りません。ロボコップが持っているハンドガンや構え方がカッコイイショットガン、とにかく撃ちまくれるミニガンなど、本編にはないイカした武器の数々は使っているだけでニヤニヤできます。

マップはどこか寂しい
ブラッドドラゴンは正直いうとお邪魔虫だった

独特なSF世界観の皮を被った『Far Cry 3』のオマケ。歯ごたえは全くなく、かなりあっさりとしたゲームプレイなので満足感はあまり感じませんでした。武器や世界観は面白いので、本編クリア後のデザートとしてプレイするならアリだと思います。

著者近況:前のUbisoft Forward」の発表にガッカリ。『Ghost Recon』や『Far Cry』、『Watch Dogs』の新作が一個もないってどういうことだ…。

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