ファッションFPS『Fashion Police Squad』のプレイ感想。

FPS

「ちょいブス~!」なんて言いながら、街行く人のファッションをチェックするお昼番組があった気がします。個人的には清潔感さえあれば、どんなファッションだろうと着用している本人の自由だと思うのですが。ただ世論はそうではないらしく、検索エンジンをみれば「(ブランド名やファッションスタイル)+ダサい」というサジェストで溢れてますから、やはり大勢の人はダサいと思われることを相当気にしてそうです。

私もさすがにダサいと思われるのは少し嫌ですが、ダサいダサくないよりも自分が気に入ってるものを着るのが何よりも大事だと思います。流行を取り入れるのも楽しいですが、やっぱり自分の好きなものを着たいじゃないですか。現に私は洋ゲーや洋画Tシャツばかり集めていて、それをずっと着てますから(笑)。

『Fashion Police Squad』はファッションポリスが主人公のレトロ風FPS。街中に溢れるダボダボなスーツや腰パン、サンダル靴下などのちょいダサファッションを、ファッションポリスが品行方正にしていくシューターです!(?)

撃ってお洒落に変身させよう!

ファッションポリスであるプレイヤーは様々な武器を所有しており、敵のファッションに応じて使用する武器を変えていくゲームスタイルが特徴的です。オーバーサイズすぎるファッションにはドライヤー型のマシンガン、腰パンにはベルト攻撃、派手過ぎるTシャツには色を吸いとる光線銃など、それぞれのちょいダサポイントに合わせた攻撃でなければ攻撃が一切通りません。

武器の切り替えが結構忙しい

武器の種類や敵の種類も多く、人によってはこの武器切り替えシステムが面倒だと感じるかもしれません。私は『Serious Sam』シリーズの敵に応じて有利な武器を切り替えて戦うシステムが好きなので良かったですが、本作は違う武器を使うと一切ダメージが通らない仕組みなので中々に面倒です。でも逆にいえばこの仕組みのおかげで、「どのちょいダサから優先して狙うか」といった、戦闘面の歯ごたえに直結していると感じたので悪い印象はありませんでした。

Eternalライク

マップや敵の種類のバリエーションも豊富で、なおかつ色彩も派手めな感じで、レトロFPS特有の陰湿さがなかったのも好印象でした。ところどころのネタ満載の馬鹿っぽさや、遊び心も随所に感じられて、終始明るい気分で遊べる珍しいレトロ風FPSです。

スクリーンショット

紛れたちょいダサを狙撃せよ!
これには思わず笑ってしまった。本作はレトロFPSへのオマージュがたくさんある。
”Fで敬意を払う”
本作はマップの雰囲気が明るくていい

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