つい先日にVHS風ホラー「犬鳴トンネル」がリリースしました。
犬鳴トンネルは最凶心霊スポット福岡県犬鳴峠に存在するトンネルで、数々の怪奇現象が起こる場所として有名です。トンネルの先には行政や地図から抹消された犬鳴村があるとされ、そこに立ち入ったものは生きて帰れないという都市伝説も存在するそうです。
このゲームはそんな犬鳴峠周辺を進んでいくホラーゲーム。プレイ時間は1時間ほどで、エンディングも3つ用意されています。今回僕はエンディングの1つをクリアしたので、ちょっとしたプレイレポを書いていきます!
VHS風の雰囲気が恐怖を煽る
ゲームは犬鳴村へ続くとされるトンネル「犬鳴トンネル」に入るところから始まります。プレイヤーはカメラを片手に進んでいくので、画面はVHS風となっています(設定でOFFへ変更可能)。
そしてこのVHSのノイズや画像の荒さなどがゲームの恐怖度を一段と上げています。いやぁ、しかしなんでVHS風になるだけでこんなにも怖さが倍増するんでしょうか…。
また、カメラには顔認証機能が搭載されています。これが意味することはもうお分かりですよね…。
不気味なトンネル内
トンネル内はとても暗く、ゴミや残骸などが水たまりの上に散らかっています。そのうえさらに恐ろしいのが環境音です。トンネル内を歩くピチャピチャという音や風のと思われるゴォォーという音などが不気味にこだましています。サウンドも環境音以外に余計なBGMが一切ないので、本当にトンネルを歩いている気分になってしまい、あまりの怖さに序盤でヘッドホンを外してしまいました。
アイテム探しや謎解きもある
また、道中には赤い折り鶴が置かれていることも。これにインタラクトすることによって、犬鳴村の伝説について知ることができます。
さらにゲームを進行するのに必要な謎解きも存在します。
トンネル以外のロケーションも登場
トンネルの先には様々なロケーションも存在。闇夜でひときわ存在感を放つ電話ボックスやお寺のような廃墟が登場し、訪れるプレイヤーたちの恐怖心をじわじわ蝕んでいきます。
そして道端にある車両の残骸やお地蔵さん、墓石などのオブジェトなどがいかにも心霊スポットらしい。それらのものを見ているだけでもSAN値が減っていきそうです。
歩くだけで怖い
このゲームをクリアして最初に感じたのが、「歩くだけで怖い」ということでした。他のホラゲは音やお化けでビックリさせてきますが、このゲームは雰囲気で怖がらせてきます。
そのためいかにもな演出やロケーションが存在せず、心霊スポットを歩くという行為自体で怖さを表現しています。
僕も数年前の夏休みにはよく深夜の森やトンネルで肝試しを行ったものですが、まさにその怖さなんです。森の中やトンネルの奥になにかいるのではないか、なにか起きたらどうしよう、といった得体のしれない恐怖心を見事に再現できていました。
現在「犬鳴トンネル」はSteamにて配信中。さらに11月27日までは10%オフの279円で販売されています。すべてのホラーゲーマーや、怖いもの知らずの方は是非プレイしてみてください!!
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