「Medal of Honor: Warfighter」のPS3版をクリアしたので感想を。本作は中々触れる機会がなかったのですが、前にジャンクで購入したPS3のコントローラーの動作を兼ねて軽くプレイ。気づいたら通しでクリアしていました(笑)。
前作「Medal of Honor(2010)」の続編として2012年に発売された本作。前作のほうは10年ほど前にクリアした記憶があるのですが、ほぼ覚えていません。

ゲームプレイは当時のFPSキャンペーンで多く見られたようなCoDクローンとなっています。それに加えて「Battlefield」から流用したと思われるグラフィックと操作感なので、正直言ってオリジナリティはあまり感じず。
物語も時系列がバラバラだったりして、最後まで自分が何をしているのかがあまり分かりませんでした。これはまぁ自分の読解力が低下しているだけかもしれませんが…。

ゲームプレイは普通に遊べるFPSキャンペーンといった感じ。世界中の紛争地域を舞台にしているものの、大体は中東あたりが中心となっています。CoDと比べたらリアル寄りな物語なので、そこはまぁ仕方ないとしか。
目の前にいるテロリストを倒しながらひたすらに進んでいくのは良くも悪くも単調ですが、私個人としてはあまり嫌いでもなかったかも。でも敵AIの挙動がおかしかったり、一部ステージの視認性が悪かったりと遊びづらく、これを遊ぶのだったらCoDでいいじゃんという…。遊べないわけではないのですが、これといった特徴がないのです。
ただし、リーン周りの操作はよかったと思います。本作のPS3版はL1R1を使ってADSと射撃を行うのですが、L2を使うと覗き込んだまま体勢をある程度自由に変更できます。これを使うことで遮蔽物からの射撃が行いやすかったです。

終始地味~なゲームプレイが続く本作。これ以降、まともなメダルオブオナーシリーズが作られていないのも納得できるクオリティでした。
久しぶりのブログ更新のためやや適当な文となってしまいましたが、暇があればクリアした洋ゲー、FPSの感想なんかを書いていければなと思います。



コメント
ひたすら地味ですよね…。やりたいことは分かるんですが…。
クリアしたあと記憶処理でも受けたんじゃないかというくらい印象に残らなかったのが逆に新鮮でした。
PS3世代のトレンドに倣ったカラーフィルター(英語圏だと”piss filter”なんて呼ばれてますね)も見た目の単調さに拍車をかけていた感じがします。
ゲーム外での体験に関しても、私がPC版を遊んだときはまずOriginストアでシューターカテゴリーの一番後ろにひっそり置かれていたり、いざプレイしてみるとFOVが異様に狭い(当時のクロスプラットホーム作品ではよくあることでしたが)うえに設定ファイルからの調整すらできなかったりで、EAは「あのMoH」直系の作品にこんな仕打ちをするのかと複雑な気分になったのを覚えています。
戦場のヒーローから脱却して一般兵士を描こうとしたCoDがシリーズを重ねるごとにヒーロー物へと逆行しつつも存続していったのに対して、一転リアリティに寄り添おうとしたMoHがこうしてひっそり幕を閉じたのはなんだか皮肉ですね。
結構前から遊んでないなぁと思っていて、ようやくプレイしても特に記憶に残らず…、という感じでした。
piss filterは黄色味みのあるフィルター?のことであっていますでしょうか。最近海外のゲームトレンド解説動画で、「2010年代のFPSは黄色っぽいフィルターをかけることが流行していた」と語られていたを見て知りました。
自分はPS3・360世代が洋ゲー初体験だったこともあり、個人的には洋ゲーらしいザらついた表現なのかなぁと勝手に解釈していました。確かに色調にかけて退屈なフィルターではありますが、「Far Cry 2」のような乾いた大地を表現するには最適だったと個人的には思っています。
安っぽいとまでは言いませんが、FPSの一時代を築いたMoHがCoDのクローンになり下がったのかとガッカリ感はありましたね。逆によくこんなコテコテのミリタリーモノが企画通ったな!と謎に感心してしまう出来ではありましたが(笑)。
MoHは今の時代には適合できず、CoDは形を変えることでなんとか生き残っている感じがしますね。AAA市場においてミリタリージャンルのFPSは色々とキツさを感じるので、今後はこういったゲームは出ないのかと少し悲しくなります…。決して名作ではないけど、自分はこの手のゲームが好みなので。今は「Medai of Honor: Rising Sun」を遊んでいて、それでなんとか正気を保っています。
フィルターについてはそうですね。アーティストの方がそれを見越してビジュアルをデザインすればFC2のようにカッチリはまるんでしょうが、本作はフォトリアルを重視してしまったのか、パキスタン、フィリピン、ボスニアと多彩なはずのロケーションが個人的にはどれも代り映えしないような印象を受けて残念でした。
悪い作品ではないんですけどね。本職の方に監修してもらっただけあって、リアリティある雰囲気を損なわないようにしつつアクションゲーとして成立させたバランスは見どころだったと思っています。
まあそれでもCoDの後追いであることには変わりないですから、決して先駆者より大きな風穴は開けられないと分かりつつ挑んだ開発チームはどんな気持ちだったのか…。
変化に適応できない者は滅ぶ、というのは残酷な真理ですね。ただ、トレンドに関係なく作りたいものを制作するインディースタジオが現在でもちらほらと現れているのはささやかな希望ではあります。
ライジングサンですか!これまた懐かしい…。
なんでもかんでも黄色っぽくするのではなく、作風にあったフィルターを選択することが大事ですよね。まぁ、絵なんかと同じで“当時流行していたビジュアル”みたいなものでしょうか…(笑)。
個人的には複数ロケーションあるFPSの方が退屈しなくていいなぁと思っている人間なので、せっかくバリエーションを出したならその土地の空気感は出してほしかったです。
実際の兵隊さんの監修があったというのはどこかの雑誌でちらりと読んだ記憶があります…。当時としてはすげぇリアルなのかな?と思っていましたが、言われてみれば雰囲気はかなりあったかもしれません。最近のタイトルだとMW2019が近かったかも。良くも悪くも地味なシチュエーションが多い点が似ていると感じました。この手の作風も好みですが、どちらかというと旧MWシリーズみたいにケレン味のある物語の方が好きですが(笑)。CoDの後追いと分かっていながら開発するのってたぶんしんどそうですよね…。莫大な金額かけてゲームを作ってるようなところだと難しいかもしれませんが、MoHは独自の路線を切り開いていってほしかった…。
だからこそインディー、むしろインディーしか真の意味でのマニアックなFPSは作れないかもですね。インディーとはまた違うかもしれませんが、最近だとリアル系FPSを作っているようなAAクラスのスタジオはギリギリ頑張っていると思います。正直、自分はもうAAAクラスの作品には基本期待していないので、今後はそっち方面のゲームを多く遊んでいくかもしれません…。ライジングサンはブラウン管に映しながら楽しく遊んでいます。今のところは調子いいので、クリアしたらブログの方は更新するかもしれません…!