さわやかDOOM『Ultimate Doom』のプレイ感想。

ゲーム

遅くなりましたが、皆様明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。

年が変わってからは色々なゲームで遊んでいたのですがどれも長続きせず、結局『Ultimate Doom』をやることに。洋ゲー好きを公言しておきながら『DOOM』をクリアしていないヘタレだったので、今回プレイしました。

伝説のFPS

昔はニッチなジャンルだったFPSゲームも、今となれば誰もが夢中になっていますよね。特に電車内や学校なんかではスマホを利用してみんなでFPS!ってノリなので驚いてしまいます。

この”FPS”というジャンルを確立させたゲームが1993年に発売された『DOOM』なんです。FPSの起源については諸説ありますが、FPSの知名度を一気に押し上げたいわば”FPSブームの”火付け役”というわけです。そのほかにも『DOOM』には様々な伝説がありますが、「FPSというジャンルを確立させた偉いゲームなんだな~」程度の認識があれば大丈夫ですね。

ちなみに『Ultimate Doom』は拡張パックであるEP.4が付いているコンプリートエディション的なやつです。

FPSの面白さってなんだ?

『DOOM』は1993年のゲームということもあり、今のFPSと比べると正直ショボい、面白くないと感じる人が大半だと思います。確かに今のFPSになれている人からすれば面白くないというのは正常な反応です。かく言う俺もこのゲームを始めて2回挫折しています。「同じことの繰り返しだし、地味でつまんないな~。バトロワ行こ。」ってなってました(笑)。

それでも『DOOM』は未だに多くのFPSファンの心を掴んで離さない名作と語る人は多く、「FPS好きなら絶対やれ!」という声はたくさん上がっています。一体なぜ『DOOM』はここまで愛されるのでしょうか。

それは『DOOM』がFPSの面白さの根底にある「撃つ・殺す・ゲームをクリアする」をかなりの高水準で満たしているゲームだからです。

今となっては数多くのFPSが登場していますが、いずれも「撃つ・殺す・ゲームをクリアする」という行為は非常に大切な要素です。今流行っている『Apex Legends』で考えてみましょう。Apexにおけるクリア条件は試合でチャンピオンになること。そしてチャンピオンになるためには、他のチームを倒す必要があります。(一部の特殊な方法を除いて。)

またApexには様々な武器が登場し、それぞれに特徴があります。それらを駆使して相手を倒すのはもちろん、ただ撃つだけではなく遮蔽を上手く使いながら撃ち合ったり、仲間と協力したり、倒し方にも様々な工夫が必要になります。そして武器や戦術を駆使して、相手プレイヤーを倒すと気持ちいいですし、チャンピオンなんか取ったら脳汁ドバドバ出ちゃいますよね。

つまり「ゲームをクリアするために、銃を使って敵を倒すのが楽しい」、いわば殺すのがすっきり爽快で楽しいゲームがFPSなんです。Apexに関しては相手が脳みそを持った人なので殺すのにも工夫が必要で、そこに競技性を見出した人たちがeスポーツとして競いあっているわけです。

爽快感抜群

FPSは敵をぶっ殺してクリアすることを楽しむゲームです。そして『DOOM』はFPSゲームの始祖でありながら、すでにこの面白さを完成させているのです。

『DOOM』でやることは至って単純。デーモンを殺しながらゴールを目指す。たったのこれだけです。しかしこのシンプルが故にFPSの面白さが際立っているのです。

ゴールに立ちふさがるのは多種多様で憎悪に満ちたデーモンたちと、鍵付きのドア。もちろん鍵のありかにもデーモンが立ちふさがっている。そうとなれば銃火器をぶっ放して、血祭りにあげるしかないですよね。

止まっていると殺されるので、敵を上手くかわしながら敵にエイムを合わせて射撃。鈍い低音と共にデーモンの血しぶきとうめき声。スプライト表現ながらも、ゴアやアニメーションがしっかりと作り込まれているため、爽快感は抜群です。もっと爽快感が欲しければWADの『Brutal Doom』をどうぞ。

最初は脳死して撃ちまくってもクリアできますが、進めば進むほど敵は手ごわくなり、ステージの攻略が難しくなっていきます。『DOOM』は本当にレベルデザインが絶妙で、特にEp.4はやっていて終始脳汁出まくりでした。そこからは立ち回りを工夫したり、弾を節約したり、アイテム収集を行う必要が出てくるのです。そうした色々な試行錯誤を繰り返して、ステージをクリアしたときの快感はたりませんね!

まとめ

『DOOM』面白かったです。ショットガンの「ドォゴォン!ガチャッ!」ってサウンドが頭から離れません。3度目の正直とでもいうのでしょうか、ようやくこのゲームの面白さが理解できました。この調子で『DOOM II: Hell on Earth』なんかを遊んでいきたいと思います。

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