90年代風FPS『Ion Fury』プレイ感想。

ゲーム

こんにちは、ケミランチャーです。ゲーム制作に没頭する日々が続いていますが、スキマ時間や休日を利用して『Ion Fury』を遊んでいました。これがなかなかにいいゲームだったので、久しぶりにゲームのプレイ感想を書く気になったわけです。

『Ion Fury』は90年代リスペクトに溢れた良作

Buildエンジンを元に制作された90年代風FPS

『Ion Fury』はVoidpointが開発、3D Realmsが販売を手掛けたFPSゲーム。3D Realmsといえば『Duke Nukem』で有名ですよね。そして『Ion Fury』は『Duke Nukem』や『Shadow Warrior』、『Blood』の開発エンジンとして知られるBuildエンジンを改造して作られたゲームなんです。確かにグラフィックやゲームの雰囲気は『Duke Nukem 3D』にそっくりでした。

テンションが上がるグラフィック

まず最初に起動して感動したのはこのグラフィック。スプライト!密度の高いマップ!グロテスクな敵! そうそうこれこれ!的な感じで序盤からテンションMAXになってしまうほどでした。Buildエンジンは今見ても美しいですね。

またマップの作りこみが凄かったです。建物内の小物や高層ビルが立ち並ぶ景色まで、Buildエンジンをフルに活用していて見ているだけでも楽しい気持ちになってくるほどでした。90年代FPSの雰囲気はままに、さらに細かく制作されたグラフィック&マップはもはや芸術の域です。どこかの博物館で展示される日も遠くないかも…。

また当時のFPSを嗜んでいた人たちは、思わずにやけてしまう要素なんかもありました。

丁寧なレベルデザイン

ゲームに関しては、全体を通してとても丁寧なレベルデザインだったという印象です。基本は90’sFPSと同じで、レベルを探索しながら敵を倒したり、鍵を探したりといった感じ。

ただ敵の配置がお手本のように上手かった。簡単すぎず、かといって鬼畜すぎずというか、「あ~何回もテストプレイしてレベルデザインを行ったんだな。感心感心!」って感じです(笑)。

ちなみに私は『Duke Nukem 3D』を遊んだことがあるのですが、そちらのレベルデザインはイライラさせられることが多かったです。真後ろから敵が出現したり、暗闇に潜んでいたり、見えづらかったり…。要するに理不尽でした。だけど『Ion Fury』はそんなことは一切なく、最後まで適度な緊張感で遊ぶことができました。

総評:レトロFPSゲームはたのしい

90年代度:★★★★★
遊びやすさ: ★★★★★
爽快度: ★★★★★

今まで『Blood』や『Duke Nukem 3D』なんかを遊んできましたが、やはり色々な面で古さを感じることが多かったです。しかし『Ion Fury』は90年代FPSの良さはそのままに、より遊びやすくした良作でした。オートセーブなんかもあってよかった!

ただレトロFPS特有の”シークレット”は毎度どこにあるか全く分からない(笑)。

スクリーンショット集

“mobile armor division”…?!
鏡も映るぜ!
なかなかいい雰囲気
ネオ・DCの夜景

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