北朝鮮FPS『HOMEFRONT』のプレイ感想。

ゲーム

どうもケミランチャーです。今回はHOMEFRONTをクリアしたので感想を綴っていきます。

北朝鮮占領下のアメリカを描く

『FARCRY』や『Wolfenstein』のような鬱々とした導入

『HOMEFRONT』はKaos Studiosが開発し、2011年に発売されたFPSゲーム。「北朝鮮に占拠されたアメリカが舞台」という過激な設定で当時は話題になったとか。北朝鮮がゲームに登場することが珍しいのに、ましてや占領後を描くとはまさに異端。ゲーム内では北朝鮮占領下のアメリカが生々しく映し出され、FPSゲームなのに気が滅入るシーンもあります。

世界観やストーリーはまさに”北朝鮮版Wolfenstein”といった感じでしょうか。強大な軍事大国となった北朝鮮から故郷アメリカを取り返せ!というB級映画的なノリです。しかし、本作の脚本は『地獄の黙示録』で有名なジョン・ミリアス氏が手掛けたそうです。そのため北朝鮮の軍事侵攻というシナリオは結構凝っていて、マップのあちこちに落ちているジャーナルを集めることで世界での出来事を細かく知ることが出来ます。ここはさすが有名映画の脚本家が手掛けただけあるなと感心しちゃいました。

特徴がないのが特徴

今回プレイしたPC版に日本語化はない。そのため良くも悪くも頭を使わずに人を撃つことだけに集中できる。

ゲーム自体はまんまCoDのキャンペーンと同じで、1本道をひたすら進んでいくことでゲームが進行します。自由度もほとんどなく、スクリプトガチガチなので退屈に感じてしまう人もいるかも。

使用可能な武器も全編通してアサルトライフル数種類がメインで、武器を変えて楽しむということもほとんどありません。

ゲームプレイの特徴がほとんどないことが特徴なゲーム。でも出来が悪いというほどでもなく1本道シューターとしては合格点、でもあまりに無難すぎる。

さらにはクリアまで3時間ほどしかないこともあり、CoDと比べるとボリューム不足感は否めません。

まとめ:ゲームとゲームの合間に

やはりFPSキャンペーンは絵作りが肝心。

3時間というミニマルさ、フラットすぎるゲーム性、そしてスパイスである珍しい舞台設定がそれらを中和しています。考えなくてもクリアできるノーストレスなゲームなので、オンラインゲームや大作ゲームを終えたあとのお口直しにプレイすると楽しめるはず。

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