鮮度が落ちてお蔵入り。『クリア済みゲームのボツ感想集Vol.1』。

ゲーム

ゲームブログに書く人間とって一番辛いこと、それはクリア済みのゲームが溜まり作成する記事が増えてしまうことです。これを私は”積みゲー”ならぬ”積み記事”と勝手に呼称しています。積みゲーは時間を見計らって崩せば良いのですが、積み記事となるとそうもいきません。なぜなら記事を書くには新鮮な”感情”が必要だからです。

料理をするには腐っていない素材が必要であるのと同じで、新鮮な感情なくして良いゲームの感想記事は書けません。確かにスクリーンショットやゲームプレイ時に感じたことを書きなぐったメモがあれば書くことは出来ます。しかし、どんなにクリアした事実があっても当時の感情だけは紙や電子メモにも保存することが出来ず、”思い出補正”という感情の植え付けがおきてしまいます。こうなっては時すでに遅し、本当の気持ちを感想記事に乗せることはもう出来ないのです。

とはいえ、人生の貴重な時間を費やして遊んだゲームたちの思い出をないがしろににすることも出来ません。そこで今回は、惜しくも感想記事を書くタイミングを逃したクリア済みゲームのショートレビューを掲載していこうと思います。対象となるゲームは今年に入ってからクリアしたゲームで、それぞれ当時の印象を出来るだけ思い出しながら書いていきます。もちろん、時間が経過したことで思い出補正が掛かっているものが多いですが、ショートレビューということなのであしからず。

また会いに行きたい『ドリームクラブ』

クリスマスの時期からプレイを始めるのが恒例行事。

クリア時期:2022年1月上旬

Xbox360時代に名を馳せた恋愛シミュレーションゲーム『ドリームクラブ』。週末にしか開店しない不思議なお店”ドリームクラブ”で、ホストガールと呼ばれる女の子たちとお酒をかわしながら会話を楽しむことができるゲームです。

『ドリームクラブ』はシリーズを通して遊んだことがあるゲームで、私は毎回好きなキャラクターを選んで攻略しています。今回のプレイではミステリアスな雰囲気が魅力の”魔璃”を選択。物静かな中二病タイプかと思いきや、割りと気さくな性格が可愛い女の子です。

今回は約1年ぶりのプレイだったのですが、女の子とお酒を楽しみながら会話をするという独自のゲームプレイが良いですね。お店に通ってお酒を飲むという、非日常感漂うシチュエーションもあって、普通の恋愛シミュレーションでは味わうことのできないドキドキ感を味わうことが出来ます。一度この体験をしてしまったら最後、あなたもドリームクラブの虜になること間違いなしです。

みんなでお化け屋敷『DEVOUR』

お化け屋敷はみんなで入る方が楽しい。

クリア時期:2022年3月下旬

ゲーム実況界隈でも人気を博した協力型ホラー『DEVOUR』。悪霊が徘徊するマップ内で他プレイヤーと協力しながらタスクをこなしていくゲームです。今回は2人の知人と共にプレイし、全ステージをクリアすることが出来ました。

ホラーゲームとしては非常に単純で、悪霊と鬼ごっこをしながらアイテムを集めていくだけ。しかし、他プレイヤーと行うことで一緒にお化け屋敷に入っているかのような体験をすることが出来ます。1人でプレイするとただ怖いだけのホラーゲームですが、みんなとプレイすることで笑いやトラブルが生まれるところが最高でした。悪霊が出てきたらみんなで押しのけあって逃げたり、1人が迷子になって探す羽目になるなど、わちゃわちゃした肝試しをすることが出来ました。これは友人とプレイすると絶対に盛り上がるやつですね。

心躍る旅『Fallout4』

終末世界はT-45と柴犬と共に。

クリア時期:5月あたり

言わずと知れた名作『Fallout4』をようやくクリアしました。今回はXbox Series X+装飾品等のMOD込みでプレイを開始。メカニックをイメージしたお姉さんキャラと柴犬で核戦争後の世界を旅しました。

ぶらりと旅をしているとキャラクターやロケーション、クエスト、アイテムなどとの出会いがあり、マップを探検している感覚が強かったです。「次はどんなことが起きるんだろう」と最後までワクワク感が止まらない良いゲームですね。

FPSで見る大迫力の大怪獣『CoD:Warzone ゴジラvsコング コラボ』

大怪獣を一般人視点で眺めるのが夢だった。

プレイ時期:5月あたり

私お気に入りのバトロワゲー『CoD: Warzone』が『ゴジラvsコング』とコラボ!バトロワマップの中にゴジラとコングが出現するというとんでもないイベントでした。

ただ怪獣がいるだけではなく、ゲームに直接干渉してくるところが良かったですね。本コラボモードではポイントを貯めることで怪獣の能力を使ったキルストリークを発動することが可能で、放射熱線や投石などで敵を一網打尽出来るところが最高にクールでした。

???「死ね、このクソゴリラ!」

また一人称視点で見る大怪獣たちも迫力満点でしたね。普段見ることのないアングルで見る大怪獣には妙にリアリティを感じてしまいました。

怖すぎて無理『Cry of Fear』

心が痛い。

クリア時期:2022年6月上旬

元は『Half-Life』のModとして開発されていたスタンドアロン型のホラーFPS。ゲーム自体は1本道FPSなのですが、このゲームの特筆すべき点はゲーム自体の不気味な雰囲気でしょう。

敵がとにかく不気味で、私はプレイ中ずっと鳥肌が止まりませんでした。なんというか、生理的に無理な敵が多すぎましたね。半端ないストレスを感じながらプレイしていたゲームなので、肝心のゲームプレイが思い出せません。ただ1つ覚えていることは、後半の森のステージで登場する首吊り死体の敵で失神直前まで行ったことくらいです。

あぁ、クラシック『Battlefield 1943』

これでいいのだ。

プレイ時期:6月あたり

初代作『Battlefield 1942』のリメイクとして制作された作品。ゲーム自体は小粒で、外伝作品といった位置付けです。

クラシックなマップで、クラシックな操作スタイルで、クラシックなゲームモードを遊ぶ。近年の複雑化しすぎたFPSゲームに疲れていた私にとって、このゲームはまさにオアシスでした。小賢しいテクニックもなく、ただ旗の取り合いをするゲームプレイは、FPSの本質である”撃って敵を倒す”を体感するにはちょうど良いですね。

名曲が似合う『Battlefield Vietnam』

ベトナム戦争モノってだけで面白い。

バトルフィールドのベトナム戦争版です。何も言うことはありません。ただ『White Rabbit』や『Goodnight Saigon』等のナム戦プレイリストを聴きながらプレイするだけで楽しいのです。

面白いけどこれ以上はお腹いっぱい『地球防衛軍6』

『スターシップ・トゥルーパーズ』は映画の中でもトップ3に入るくらい好き。

クリア時期:9月上旬

エリアンの大群と戦う国産TPS『地球防衛軍』シリーズの最新作です。このシリーズは毎度毎度バランス調整が神がかっていますね。

ゲームプレイは過去作同様に楽しめたのですが、正直なところ少しマンネリ感を感じてしまいました。なんというか、前作『地球防衛軍5』からほとんど変わっていないのです……。

格ゲーみたいに難しい『Skate.』

スケートボードはやらないけど、スケートボードブランドは結構好き。

スケートボードゲームの代名詞”Skate”シリーズの記念すべき一作目。ボードから降りることが出来ない不便さはありますが、それ以外は未だに色褪せない魅力があります。特にスケートボードの操作感がピカイチです。

スケートボードを走らせてトリックを適当に決めるだけでも楽しいゲームですが、ゲーム本編を進めるとなると数あるトリックを覚えていく必要があります。このトリックを覚えるのが結構難しく、格ゲーのコマンドを覚えるように何回も練習を行わなければなりません。まぁ、実際のスケートボードもそんなものだとは思いますが。

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