『CoD:MW2』に『Doom』のスーパーショットガンが来たというお話。

FPS

こんにちは、ケミランチャーです。近頃はビデオゲームに手が付かない日々が続いておりますが、『Call of Duty: Modern Warfare II(2022)』(以下、MW2)だけは定期的に遊ぶようにしています。来月には新作の『Call of Duty: Modern Warfare III』もリリースされるということで、モチベーションも高まっています。

現在、MW2ではハロウィンイベント「Haunted」が開催されており、『Spawn』『DiabloⅣ』『ヘルシング』『死霊のはらわた』などのハチャメチャなコラボが行われているんです。まあ、CoDも昔とは全く違う方向性に舵を切りましたが、こういうのは楽しんだもの勝ちかなぁと解釈しています。

そして今回のコラボ祭りでは、あのFPSの金字塔『Doom』も含まれています。最初にこの情報を知った時は、「どうせDoom(2016)のキャラスキンとスーパーショットガンの武器設計図が2400円で販売されるだけでしょ」と思っていました。

想像以上だった『Doom』の有料バンドル

そして実際にDoomバンドルを購入したのですが、その内容があまりに良かったのです。おそらく今まで販売された有料アイテムの中では、一番満足度の高いアイテムだったと思います。以下のスクリーンショットがバンドルの内容です。

スーパーショットガン&チェーンソウの2種の武器設計図、DoomGuyのガンスクリーン(銃に付ける液晶的なもの)、武器チャーム、武器ステッカー、ロード画面の壁紙、エンブレム…。キャラクタースキンはありませんが、なかなかのアイテム量です。というかアイテムのほとんどが『Doom(1993)』『DoomⅡ』なのに驚きました。FPSゲーマーの欲しいものが分かってるじゃないかActivision…!

パッと見はただのDoomを模したアイテムなのですが、スーパーショットガンとチェーンソウの作り込みが異常なんです。通常CoDの有料武器設計図のアイテムといえば、見た目と弾丸のカラー(トレーサー)が変わる程度です。

しかし、このスーパーショットガンとチェーンソウはひと味違います。まず武器の見た目ですが、両方ともテクスチャがわざと粗くなっています。そう、当時のDoomのグラフィックを再現しているのです。これだけでもすごいのですが、さらにはスーパーショットガンは構える位置が原作と同様中央へと変更されます。

「これは実質Doomだ!」と喜んでいたのですが、さらに驚くべきは武器のアニメーション。なんとこの2つの武器を持っているときのみ、手元のアニメーションのフレームレートがわざと下がります。それはもうスプライト表示のようなカクカク具合で、そこまで再現するのかぁと感動しました。ダッシュをしたり、リロードをするときもスプライト表示のようなフレームでアニメーションが実行されるので、これは実質Doomの新作です。

画像だと伝わらないので気になる人は「MW2 Doom」と動画検索

また、銃声も「ドゴォォォン!!」と原作同様あえて低品質で籠もったようなサウンドが再生されるのです。着弾エフェクトもピクセル風になるので、プレイ感触はまんまDoom。チェーンソウも同様のアニメーション&当時そのままのサウンドが実装されています。

これだけでも十分Doomなのですが、バンドルに同梱されているDoomGuyのガンスクリーンをスーパーショットガンに搭載すると…

手元にDoomGuyが浮かび上がり、キョロキョロする様子が確認できちゃいます。これはたまんねぇぜ。

という感じでかなり内容の凝ったコラボバンドルとなっております。これはDoomerはマストバイですね。

カコデーモンのステッカーが貼れちゃう!

肝心の性能ですが、スーパーショットガンはめちゃくちゃ強いです(10/11時点)。視界に入った敵プレイヤーにドゴォォンンと1発お見舞いすれば、ワンショットキルが可能なんです(10/11時点)。性能まで原作再現している点には感動しました(10/11時点)。

このショットガンが見えたら終わり、それくらい凶悪なワンパン武器
ドゴォォン!! DoomGuyもニッコリの強さ

はい、CoDプレイヤーの方は御察しの通りですが、このスーパーショットガンがあまり強すぎたがため、最新のパッチで弱体化してしまったのです…。それこそワンショットキルではなくなってしまったのです。1発ごとにリロードが必要なのに一撃で敵を倒せないなんて、もうスーパーショットガンじゃない…。私は弱体化前に使うことができたのでよかったのですが、弱体化後に本バンドルを買ったプレイヤーが少し不憫ですね。もっとも、私がプレイしているのはバトロワモードのWarzone&DMZですので、マルチの方だとワンショットキルで楽しむことは出来ます!

相手はNukeスキン。バトロワで5連勝しないと貰えない猛者の証。
しかし暴力的なチェーンソウの前では無力なのだ。

一方、チェーンソウはある意味害悪な性能となっております。格闘武器という性質上敵を1、2撃で倒せるのはいいのですが、なんとこの武器を装備していると常時チェーンソウの駆動音(それも原作同様の籠もった低音質で)が響き渡るのです。そのため敵が近くにいたらバレますし、なんなら自分から離れていく味方もいます。まぁ、中にはチェーンソウの音でビビり散らす新米プレイヤーや、興味津々な味方もいて面白いのですが…。私は接近戦になった際はこのチェーンソウに切り替えて、敵をビビらせるという心理戦を楽しんでいます(笑)。

さて、こんな感じでたかがゲームの有料アイテムのために色々書きなぐってしまいましたが、このDoomコラボのバンドルはかなり楽しむことが出来ました。ただの装飾品ではなく、作品愛のこもった内容になっていたのが最高でした。現在のCoDは色々な意味でキワモノになってしまいましたが、そんなところも含めて良いゲームだなぁと再認識することができました。おそらく今まで遊んだCoDマルチの中では一番楽しめています。

バトロワ優勝時のカットシーン。やはりスーパーショットガンこそ最強武器なのだと再認識。

次回作ではゾンビPvEモードであるMWZや、Warモード、広いマップを活用したオープンコンバットミッションが楽しめるキャンペーンなど、個人的にはかなり期待しています。正直ベータを遊んだ感想は微妙でしたが…。特に操作感…。ですが、MW2のデータが引き継げることもあるので(それこそスーパーショットガンも!)、今後もCoDにはお世話になりそうです。

おまけ:初代CoDのアイテム

トンプソンかPPShだと思う…

初代CoDをイメージした武器設計図バンドル。Doomバンドルのように見た目がまるまる変わるのではなく、既存武器のスキン違いとなっています。マシンピストルは初代CoDに登場するあのサブマシンガンを模しているとのことですが、一体どれ…?あと、テクスチャが当時のような粗いものになっているところがユニークでお気に入り。

CoD20周年を記念したログインボーナスで貰えるプライス大尉のキャラクタースキン(2003年Ver.)。初代ではあっけなく死んだキャラクターが、今ではシリーズの代表格になっていると思うと感慨深いものがありますね。

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